【華の都】フランス・パリ旅行記① 2023年 費用・観光名所・グルメ紹介

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フランスの首都、華の都パリ。観光はもちろん美食・芸術も楽しめる人気観光都市です。

そんなパリへ、夫婦で4泊5日旅行をしてきました。

ルーブル美術館・ディズニーランドパリなどの定番の観光名所、おすすめグルメ、費用など、写真と共に紹介します。

 

パリってどんな街?

ヨーロッパの主要都市であり、フランスの首都であるパリParis)。

ファッション、グルメ、文化、芸術の世界的な発信地。人口は216万人、面積は約105km²で20の区に分かれています。

ルーブル美術館・エッフェル塔・凱旋門などの観光名所だけでなく、カフェ・パン屋・美しい街並みも楽しめる魅力いっぱいの都市です。

そして、世界観光ランキング1位に輝くフランス。そのフランスの観光名所の中で、有名なルーブル美術館・エッフェル塔・凱旋門を抑えて、最も観光客が訪れる場所がディズニーランドパリなのだそうです。

 

 

観光名所巡りにおすすめ「PARIS MUSEUM PASS(パリミュージアムパス)」

パリの観光名所を巡るなら、「PARIS MUSEUM PASSパリミュージアムパス)」がおすすめです。

パリ市内の観光スポット50箇所以上を利用できるパスチケットです。凱旋門、ルーブル美術館、オルセー美術館など有名観光スポットもカバーできています。

こちらのパスチケットがあれば、チケットの事前予約・日時指定予約は必要なく、より楽ちんで自由度が高い観光プランを立てることができます。

 

料金は、2日間(48時間)有効のパスチケットが55ユーロでした。他に、4日間(96時間)、6日間(144時間)用のチケットも用意されており、旅行日程に合わせて選べるようになっています。

凱旋門などの観光名所の入場料が、10~20ユーロであるため、2日間で4か所以上巡るのであればパスチケットを買った方がお得でしょうか。

 

入場できる観光施設・チケットの購入はこちらの<公式サイト>より。

 

 

観光名所

凱旋門 ルーブル美術館 【世界遺産】ノートルダム大聖堂
サント・シャペル教会 コンコルド広場 ベルサイユ宮殿 オルセー美術館 ディズニーランド・パリ

 

Youtube動画でも紹介しています。よろしければご視聴・チャンネル登録をお願いします(^^)/

 

凱旋門

世界有数の観光名所、シャンゼリゼ通りにある凱旋門こと「エトワール凱旋門(Arc de triomphe de l’Étoile)」。

地図からわかるように、このエトワール凱旋門を中心として、シャンゼリゼ通りをはじめとした12本の通りが放射状に延びています。

 

エトワール凱旋門は、アウステルリッツの戦いの勝利を記念、そしてフランス軍を称えるためのモニュメントとして、1806年にナポレオン・ボナパルトの命によって建てられた戦勝記念碑です。

建設に30年をかけ、ナポレオンの死後10年以上経過した、1836年に完成しました。

凱旋門は、パリのシャンゼリゼ通りのこのエトワール凱旋門の他に、カルーゼル門、サン・ドニ門、サン・マルタン門など、パリ市内に多数存在しますが、

一般に凱旋門と言えば、こちらのエトワール凱旋門を指すことが多いそうです。

実は、エトワール凱旋門は内部に入場することが可能です。頂上からの景色も楽しめます。

入場料は、大人は13ユーロ、18以下は無料です。<公式サイト>からチケットを事前購入できます。

今回、私たちは「PARIS MUSEUM PASS(パリミュージアムパス)」を利用して入場しました。パリ市内の観光スポット50箇所以上を利用できるパスチケットです。

 

入場時に簡単な手荷物検査・セキュリティチェックがあります。また、スーツケースほどの大きな荷物は持ち込めないようでした。荷物を預けることができるロッカーは無かったため、身軽な手荷物で行く、または近くの駅のコインロッカーに預けて行くなどがおすすめです。

 

入場したら200段超のらせん階段を上っていきます。(;’∀’)

エレベーターはありますが、利用できるのは高齢者・障害者・車いすの方に限られています。内部に入場する際は、歩きやすい靴と体力を準備して行く必要がありますね(*_*;

 

凱旋門の内部はこちら。凱旋門の歴史について詳しく展示・紹介されています。

中にはグッズショップもありました。凱旋門、パリ関連の商品がズラッと並んでいます。

 

凱旋門屋上からの景色はこちら。高さは50メートル程度ですが、まわりに高いビルが無いためか思っていたより見通しが良いです。

 

また、凱旋門は年越しのカウントダウンでは、大盛り上がりする場所でもあります。

凱旋門正面まで行くには、セキュリティチェックを何度もクリアし、大混雑した人混みの中をかき分けていく必要があります(;’∀’)

 

カウントダウンの様子は、Youtube動画で紹介しています。

 

 

ルーブル美術館

フランスの国立美術館で、世界最大級の美術館である「ルーヴル美術館
Louvre Museum)」。

1793年開業、収蔵品38万点以上、総面積6万600平方メートル。教科書・テレビで見たことがある著名な作品をいくつも鑑賞できます。

その広さと作品数の多さゆえ、所要時間は、特に有名な10作品ほどだけに絞って見て回っても2時間。全ての展示エリアを見て回ると1日はかかると言われています。

 

入場料は、17ユーロ、18歳未満は無料。今回、私たちは「PARIS MUSEUM PASS(パリミュージアムパス)」を利用して入場しました。

人気のルーブル美術館は非常に混雑しているため、入場予約が必要になります。3ヵ月前からルーブル美術館公式サイトにて予約可能です↓

<https://www.ticketlouvre.fr/louvre/b2c/index.cfm/pmpevent/eventCode/PMP>

また、建物・内装も美しく芸術的です。建物は、元は12世紀にフィリップ2世が建設した城塞でした。

映画『ダ・ヴィンチ・コード』『岸部露伴 ルーヴルへ行く』など、映画のロケ地になったりもしています。

 

入場者は年間1,000万人を超える、来館者数世界1位の美術館です。建物の外、中に入ってからも大行列&大混雑です(*_*)入場者のうち、約7割が外国人観光客だとか。

 

レオナルド・ダ・ヴィンチ 『岩窟の聖母』

岩窟を背景に、聖母マリアと幼児キリスト、そして洗礼者ヨハネと天使が描かれています。

暗闇の中から人物が浮かび上がってくるような印象を出すために、当時は革新的だった絵画技法(例えば人物の輪郭をぼかす・影を表現など)が用いられているそうです。

 

実は、『岩窟の聖母』は2つ存在しており、最初に描かれたのはこのルーヴル版で、その後に描かれたものはロンドンのナショナル・ギャラリーで展示されています。

こちらがロンドンのナショナル・ギャラリー版↓

そのわけは、当時依頼を受けてこの「岩窟の聖母」を描いたものの、聖母マリアや天使に光輪(頭上の輪)が描かれてないということで、書き直しをすることになったからだそう。

(レオナルド・ダ・ヴィンチは、”目に見えない非科学的なものを描くのはポリシーに反する”ということで光輪は描きたくなかったそうです)

ナショナル・ギャラリー版の方には、しっかりと天使に光輪が描かれています。

 

 

このルーブル美術館の目玉であり、世界一有名な絵画でもある『モナリザ』の展示エリアは大混雑です。

妻ゆーこ
妻ゆーこ

人が多い!ゆっくり絵画を鑑賞する状況ではない…!(;’∀’)

モナリザの展示エリアに到着するまでに20分ほどかかり、この展示エリアの行列に並びモナリザ正面にたどり着くまでに10分かかりました(*_*;

 

日本テレビが出資していたのですね。まだ日本のテレビが元気だったころでしょうか(;’∀’)

 

レオナルド・ダ・ヴィンチ 『モナ・リザ』

67歳まで生きたレオナルド・ダ・ヴィンチ。完璧主義者ゆえ注文を受けた作品の納期を守らず、その生涯で残した絵画作品は14,5点と、その活動期間にしては作品数が少ないことでも有名です。

何度も塗り重ねられたことでできた陰影。微笑んでいるように見えたり、睨んでいるように見えたり、角度により表情が違うように見えると言われたりしています。

 

ウジェーヌ・ドラクロワ 『民衆を導く自由の女神』

1830年ごろ、フランスの七月革命をモチーフに描かれた絵画です。自由を象徴する女神が、左手に銃剣、右手に三色旗を掲げています。

絵画におけるロマン主義の代表作であり、フランス国民から愛されている作品の1つです。フランスに来たならばぜひ見ておきたい作品かと思います。

 

『サモトラケのニケ』

1863年に(エーゲ海の)サモトラケ島で発見された、 ヘレニズム期の大理石彫刻です。

動きのある「ひだ」の表現、ギリシャ彫刻の傑作とされています。

また、ナイキのロゴのモチーフになっているそうです。躍動感・スピード感を表現しているのだとか。そして、ナイキ(NIKE)はローマ字表記でニケ(Nike)ですね。

 

【世界遺産】ノートルダム大聖堂

世界遺産である「ノートルダム大聖堂(Cathédrale Notre-Dame de Paris)」。

13,14世紀に完成したゴシック建築の建物で、全長128m、幅48m、高さ91m。全体の白い色合いから”白い貴婦人”とも称されています。

ディズニー映画『ノートルダムの鐘』の舞台としても有名ですね。

 

入場料金は無料。塔と地下聖堂に入場する場合は別途10ユーロが必要です。また、5ユーロでオーディオガイドをレンタルできます。

2019年の火災により一部が焼失したため、修復作業中です。2024年春に工事完了予定だそう。

再建のための寄付金を募ったところ、なんと1週間で約1,000億円超もの寄付金が集まったそうです。人々から愛されていることがよくわかります。

 

約直径13mの、花弁状に広がる巨大なステンドグラスは「バラの花」と呼ばれています。

2023年に訪問した際は、修復作業で臨時休業中だったため、内部を見学することはできませんでした。

 

夜明け、日が昇る前の周辺の雰囲気も素敵でした。どこからか、美味しそうな香ばしいパンの香りがします。

 

 

サント・シャペル教会

13世紀に建てられたゴシック様式の礼拝堂「サント・シャペル(Sainte-Chapelle)」。

ノートルダム大聖堂と同じく、パリ中心部のシテ島にある、美しいステンドグラスで有名な教会です。

サント・シャペル (Sainte chapelle)は、フランス語で「聖なる礼拝堂」という意味。その名の通り、、聖十字架のかけら、聖血や墓石といった聖遺物が納められており、それらの聖遺物を礼拝するための教会として建設されました。

 

朝イチ、開場前には既に行列ができていました。

 

聖書の一場面が描かれたステンドグラス。パリ最古のステンドグラスなのだそうです。

礼拝堂の周りを取り囲む15の大窓のステンドグラスです。

 

 

コンコルド広場

パリ8区にある大広場「コンコルド広場(Place de la Concorde)」。

フランス革命で、ルイ16世やマリー・アントワネットへのギロチン刑が行われた場所。この広場でギロチン処刑された人は1,000人以上にもなるそうです。

フランスの歴史的背景がある観光名所のひとつです。

 

広場は、ルイ15世の命により1755年に造られました。当時の名前は「ルイ15世広場」でしたが、フランス革命を機に「革命広場」という名に変わりました。

”Concorde”はフランス語で「調和」「協調」という意味。1830年からは、「コンコルド広場」と呼ばれるようになります。

 

広場の中心には、エジプトのルクソール神殿のオベリスクが置かれています。

夜はライトアップされ、昼とはまた違った幻想的な雰囲気です。

 

 

その観光名所、グルメ

次回以降の記事では

  • ベルサイユ宮殿、オルセー美術館などの、その他観光名所
  • 評判のフレンチレストラン
  • モンブラン発祥のカフェ
  • 地元民に愛される大人気ベーカリー

などを紹介します!

その②「観光名所続き」

その③「食べ物・グルメ・地元スーパー」

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

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