妻ゆーこです。
英国で暮らし始めて一ヶ月、こちらの暮らしにも少しずつ慣れてきました。
住んでいる部屋にビルトインの食洗機があります。フライパンも入るほど大きくてかなり便利。
驚いたのは食洗機に「塩」を入れる必要があるということ(;’∀’)
硬水を軟水化するために使うんですね。硬水を使う国が多い欧州ではごく普通のことみたいです。
中学の時に勉強したイオン化・電解質だ…!
イオン化・電解質は、中学三年生の理科で勉強する内容。
中学生の頃は「これ勉強して暗記したとて…なんの役に立つの?」と思いながら嫌々勉強していましたが、十数年後の大人になった今この知識を思い出し、何とも言えない気持ちになりました。
まさか十数年越しにアハ体験することになるとは(;・∀・)笑
ちなみに、雪が降った道路にまく融雪剤、そして融雪剤がまかれた道路を走ると車が錆びやすくなる理由を理解するのにも、イオン化・電解質などの勉強は役に立ちます。
このような、学生の頃に勉強して得た知識を大人になってからふとした日常の中で思い出すアハ体験。時々ありませんか?
例えば、「エモい」という若者の間で浸透しているスラング。
英語の「emotional」を由来とした、「感情が動かされた状態」、「感情が高まって強く訴えかける心の動き」を表現する言葉です。
言葉は変化するもの。複雑な感情を短い言葉で言い表せて便利ですね。
短くて複雑な感情を表現するのに便利な言葉という点では、古文の「おかし」「あはれ」と同じようなものでは ?
受験勉強で暗記した古文単語をふと10数年越しに思い出します(;・∀・)
いつの時代も、便利で頻繁に使う言葉ってあるんだなぁ…と。
また、語彙力にしてもあるとないのでは
「絵を描くのに12色の絵の具を使うか、256色の絵の具を使うのか」という例えがあります。
表現の幅がそれだけ変わってくるんですね…
テストや受験勉強に必要だから仕方なく暗記したり勉強した知識のおかげで、
日常のふとした出来事に対する見方・楽しみ方の幅が広がります。
私は中高生時代の先生に「貧乏から抜け出したいなら勉強して大学進学しなさい。やりたいことが今わからないならなおさら。」と言われ、
授業料が安い国立大に進学するために、好きではないけど勉強したタイプです。
受験生時代の自分にそういう視点があれば、もう少し勉強を楽しめていたかもしれません^^;
もし自分の子供ができたら、勉強を教える際は実用例・日常生活になぞらえて説明したいなぁと思います。
テストや受験勉強などの目先のために勉強してるわけではなく、その先何十年後につながる知識だってある、と。
「学校の勉強って将来役に立つの?」という子供の問いかけに、受験や就職以外のかっこいい回答ができる大人になりたいです…
なんてビールを飲みながら、一人考えていました(笑)
雑記でしたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。