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前回記事その②の続きからです。
【鉄道・乗り物ファン必見】ロンドン交通博物館~その②~
ロンドンの鉄道・乗り物の歴史を物語る展示がいっぱいの「ロンドン交通博物館(London Transport Museum)」
鉄道マニアでなくとも楽しめるような博物館です。そんなロンドン交通博物館の見どころ・お土産等を写真と共...
1870年以降、ロンドン近郊の幹線道路のほとんどに馬車の路面電車が開通しました。
トラムは高い乗車率と安い運賃で、ロンドンの労働者階級に初めて手頃な公共交通手段を提供できるようになりました。
1872年、ロンドン議会はロンドン中心部に路面電車を走らせないことを決議しました。
そこでトラム会社は、シティとウエストエンド以外の認可路線で、安い労働者運賃を提供するようになります。労働者向けの路線は、バスよりもずっと朝早く、始発は5時前でした。
トラムは労働者階級と結びつき、リッチモンドやハムステッドのような中産階級の郊外では、トラムを排除しようとする動きが見られました。
リージェントストリートの夜の景色
1897年頃のロンドン中心部のリージェント・ストリートなどでは、バスやタクシーしか走っていませんでした。