【鉄道・乗り物ファン必見】ロンドン交通博物館~その③~

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1880年代後半に撮影されたトラム

 

1889年11月30日、ラドゲート・ヒルで起きた事故

馬は路上事故に巻き込まれることが多かったそうです。

 

 

1880年代になると、ロンドンの路面電車会社は馬力の代わりになるものを模索します。

1884年、ヨーロッパ初のケーブルトラムがハイゲイトヒルに開通。また、バッテリーや蒸気を動力とするトラムの実験も行われました。

 

1890年代には、ロンドン・カントリー・カウンシル(London Country Council, LCC)が馬車鉄道の路線の多くを引き継ぎ、LCCは運賃を低く抑え、徐々に電化を進めていきました。

 

バッテリー駆動の実験用トラム、1900年

 

 

ダイムラー・プルマン、1897年

1897年、プルマンバス社がオックスフォード通りで試乗したダイムラー製初期型ガソリンエンジン搭載のモーターバス。

 

1910年には、LCCは120マイルの電化路線を持ち、国内最大のトラムオペレーターとなります。

 

その後1900年代に、馬車鉄道の路線が全て電化路線に変わると、すべてのホース・トラムが売却されました。

現在、ロンドン交通博物館で展示されているホース・トラムは、1970年代にケント州の農場で鶏小屋として使われているのが発見されたもので、博物館が譲り受けて復元したものです。

 

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