


巷では江戸前ではなく、『大谷前』と評されるほど、大将の大谷氏の個性が光る『赤坂 鮨大谷』。
コースは4種類で、「飛竜乗雲(10,780円)」、「一期一会(16,500円)」、「温故知新(19,800円)」、「温故知新・極(31,900円)」(※税込、2026年1月現在)。
また、座席はカウンター10席のみなので予約は必須です(完全予約制)。
東京メトロ丸の内線/銀座線「赤坂見附」駅より徒歩3分、千代田線「赤坂」駅より徒歩7分と、アクセス良好です。
住所:〒107-0052 東京都港区赤坂4丁目2−3 2F
さすが港区赤坂、全体的に余裕がある街といった印象です。
色々なチェーン店にも「Premium」の名称がついていました。



『ワンランク上の』世界の山ちゃん…その名も『山』…

大喜利の回答…?
高級感が漂うバブリーな街ですね。
コース「温故知新・極(31,900円)」



せっかく赤坂に来たので、ここは奮発して31,900円の『温故知新・極』コースにしました!
ウェルカムドリンクが1杯つきます。完全にイキってスパークリングワインを頼むなどしました。


(完全にイキってしまった…)

(完全にイキってしまった…)
前菜3品

右手から、『剣先イカの磯辺巻き』、『アンコウの煮凝り』、『ほうれん草の鶏味噌和え(阿波尾鶏)』。
『剣先イカの磯辺巻き』、すり身のような見た目ですが、ふわっふわでジューシーな身に驚きます。味もイカそのもので、旨味がしっかりと閉じこめられていました。
『アンコウの煮凝り』、旨味がゼラチンにしっかり乗っており、スープを飲んだような満足感でした。
『ほうれん草の鶏味噌和え』、鶏の濃厚な旨味がフレッシュなほうれん草のお浸しとマッチしていました。
お造り代わり

お造りの代わりとして『マグロのタルタル仕立て』。大谷氏の遊び心も感じられます。マグロの上には、なんとシャリで作ったおこげがまぶされていました。
単に見た目が面白いだけではなく、マグロの旨味がタルタルでしっかりと引き出されており、クリーミーな舌触りも楽しめました。上げたシャリは非常に香ばしく、料理全体を引き締めてくれています。
山科なすとフグを使ったカボチャのすり流し


GANTZみたい…

お召し上がりくだちい…

京野菜の一つの山科ナスが丁寧に調理されており、特長である肉厚な実が際立ちます。
『すり流し』とは、すりおろした野菜を出汁で延ばした和の伝統料理。いわば、日本版ポタージュといったところでしょうか。フグの身の旨味と、かぼちゃの甘みが一体となっていました。
1貫目: 中トロ

堂々としたお姿です。フワフワで脂の甘みが強いネタと、硬めで酸味抑えめの赤シャリ。相性抜群です。
ガリの代わりに、みずみずしいピクルスが合わされます。

2貫目:ブリ

ブリ大根の握りver.のような佇まい。脂の旨味が広がり、一貫とは思えない満足感でした。
3貫目:バフンウニと剣先イカの握り


バフンウニの甘みと、剣先イカの甘みが、大量の飾り包丁に沿って縦横無尽に駆け巡ります。塩だけのシンプルな味付けで、甘みが増幅しています。
イベリコ豚の茶碗蒸し

見た目はスープのような佇まいですが、旨味が濃縮されたつゆが堪りませんでした。
鮭の白子の真薯 セリのソース

真薯(しんじょ)とは、魚のすり身に山芋や卵白などを混ぜて蒸したり茹でたり揚げたりし、フワフワした食感が特長です。
白子の濃厚な旨味に加えて、衣の香ばしさとセリの香りが心地よいです。
4貫目:づけ赤身

ルビーのような美しい見た目です!ねっとり濃厚な旨味が口いっぱいに広がります。
5貫目:カワハギ

ふわふわな身の旨味に、肝の濃厚な旨味が広がりました。
6貫目:アジ

山口産のアジ。味噌と供されていて、味の旨味がグッと引き出されています。
ポルチーニと冬瓜を使ったビーフン 白子添え

米を原料としたビーフンが敷き詰められています。原料が米なので、広義では寿司といえますね。炙られたことで、白子の香りと味わいが増幅されています。ビーフンは食感がブリブリとしており、満足感が大きいです。
7貫目:ボタン海老のフリットとウニの手巻き

濃厚なボタン海老を贅沢にフリットに。ボタン海老の甘み × ウニの甘みが最高です。
8貫目:ホタテのコンフィ

旨味が凝縮されたコンフィを、さらに炙って豊かな香りに仕上げられていました。
9貫目:トロ

長崎の文字尾で味付けがされていました。濃厚な脂の旨味をさらに引き出す工夫がされています。
剣先イカ墨の和風パエリア

前菜で出された剣先イカの墨が使われています。紅葉鯛(秋に旬を迎える真鯛)・大粒のあさり・やまくらげが敷き詰められています。

一口目で前面に感じるのはイカ墨の濃厚さです。その後、紅葉鯛・あさりの魚介の旨味が広がります。山くらげのコリコリ感がよいアクセントとなっております。
10貫目:トロ巻き

ほとんど具材で、薄いシャリの層で巻き上げられているのが見事です。海ぶどうの塩味と、トロの脂の旨味が見事に調和しています。
11貫目:穴子

シナモンがかかっており、穴子の旨味、詰めの濃厚な旨味とマッチしていました。
〆の味噌汁

シャリプリン

これまでにない食感でクセになりそうでした。
メニュー(ご参考)
ドリンクメニューを列挙します。




さいごに



赤坂という一等地で、11貫を含む計20品の料理が31,900円。金額だけ見ると構えてしまいますが、人生で一度は経験してみたい、大将のこだわりがたくさん詰まったコース料理『温故知新・極』でした!
皆様も、赤坂で隠れ家的に贅沢なお寿司を召し上がりたい際は、是非『赤坂 鮨大谷』をご検討ください!
これまでのお寿司記事です!いずれも感動するレベルでした…。是非ご覧ください!!






