ケルシュビールは「新鮮なうちに飲むべし」というもの(だからこそ200mlという小さめのグラスでサーブしている)なので、
2人で11杯(クランツ)でください!と言っても、それでは美味しく飲めないという理由で、クランツでのサーブを断るブラウハウスもあります!
こちらの「Peters Brauhaus(ペーターズ・ブラウハウス)」では、笑顔で快く承諾してくれましたが、全てのブラウハウスで承諾してもらえるとは限りませんのでご注意ください。
「新鮮なうちに飲むべし」のマナー?に沿うよう、なるべく早く飲み干しました!
写真では、ビールが冷えているように見えませんが、実際はキンキンに冷えており、一気に飲むと頭が痛くなります(*_*;
これだけビールもグラスも冷えているのに結露していないあたり、ヨーロッパがいかに乾燥しているかがよくわかります。
料理も注文しました。
「ポークシュニッツェル(Schnitzel)」、18.5ユーロ(約2,500円)でした。
シュニッツェルは、オーストリアの肉料理で、ドイツ・オランダなどでよく食べられている料理です。
シュニッツェルとは、ドイツ語で「薄切り肉」を意味します。牛肉・豚肉・鶏肉などの肉を叩いて薄くのばし、パン粉をつけて揚げたものです。カツレツのような感じで、肉質は柔らかくとても美味しいです。
「メット(Mett)」、3.6ユーロ(約490円)でした。
メットは、生の豚ひき肉を使った料理です!
「豚肉を生で!」と聞くとびっくりしてしまいますが、安全に食べられるように管理が徹底されています。
「レバーサンド(Levverwoosch)」、7.9ユーロ(約1,070円)。
たっぷりのレバーペーストを、ドイツらしライ麦パンにサンドして食べる料理です。レバーペーストはクセは少なく、少し甘味があって食べやすいお味。
こちらの料理もケルシュビールと相性が良いです。
数か月後に、再度ケルン旅行で訪問しました。なんと店員さんが「あ!たくさん飲んでた日本人じゃん!」と、私達を覚えてくれていました(笑)嬉しいです(*_*)♪
こちらの記事で、メットについては詳しく紹介しています。よろしければご覧ください(^^)/
夫婦2人で完飲・完食しました。
この200mlグラスは、グッズとして販売されています。思い出に買って帰ることにしました(^^♪ これからラガー・ピルスナーを家で飲むのが楽しくなりそうです。
クランツでの提供、料理やビールについての親切な説明など、ホスピタリティ溢れるサービスでした!支払いの際に、会計額がキリの良い数字となるようチップを支払いました。
Gaffel am Dom(ガッフェル・アム・ドーム)
ケルン中央駅・ケルン大聖堂のすぐ近くにあるブラウハウス「Gaffel am Dom(ガッフェル・アム・ドーム)」
ビール醸造所であるガッフェル・ベッカー社は1908年創業です。
「Gaffel(ガッフェル)」とは、11世紀に地元の商人たちが、ヴェネツィアから持ち込んだ2本差しフォークのことを指すケルンの古い表現だそうです。
店内にある小さいテレビではサッカーの試合が中継されており、熱狂しているお客さんもいました。3階建ての建物内には、最大700名まで収容可能。屋外は300席あります。
こちらのブラウハウスのビール「Gaffel Kölsch」で乾杯。200mlで2.1ユーロ(約280円)でした。
ドイツのビール純粋令に従って醸造されています。ケルンのビール、ケルシュビールの中で2番目に多く飲まれているそうです。
フルーティーな香りとすっきりとした後味。苦味が少ないので、日本で一般的なラガービールが苦手な人でも、飲みやすいかと思います。
メニューは英語表記もされているため、ドイツ語が読めなくても安心です。
同じドイツのビール醸造所・ブラウハウスでも、デュッセルドルフのアルトビールや、ケルンのケルシュビールなど地域によって種類は様々。いろんな都市のブラウハウスに行ってみたくなります♪
ビールも料理も美味しくてお値段は高すぎない…またすぐにドイツ旅行に行きたくなるほど満足度が高いです。
次回、その⑤記事に続きます!
<https://pawatama.com/post-18109/>
ここまで読んでいただきありがとうございました。