ボルドーの老舗ショコラティエ「Cadiot-Badie(ガディオ・バディー)」。
1826年創業のボルドーで一番古いチョコレートショップで、創業以来、伝統の品質・味わいを受け継いでいます。ブドウや貴腐ワイン”ソーテルヌ”を使ったボルドーらしいチョコレートも!
実際にボルドーにある店舗へ行ってきましたので、写真と共に紹介します。
1826年以来、マスターショコラティエによる手作り製法で、数々のコンクールで受賞し、高く評価されてきています。
最高品質のカカオから作られたチョコレート、プラリネ、ガナッシュはまさに美食への賛歌!
店内はアンティークの家具、ショーウィンドウには宝石のようなショコラが並び、広く落ち着いたゆとりのある空間。18~19世紀のフランスの雰囲気のような素敵なお店です。
英語で接客できる店員さんはいますが、中にはフランス語のみという店員さんもいらっしゃいました。
こちらの有名な商品の1つは、” Diamant Noir ”、ブラック・ダイアモンドというオシャレな名前のチョコレート。
ブドウ入りのトリュフチョコレートで、ワインで有名なボルドーらしいチョコレートですね。お土産にすると喜ばれそうです。
チョコレートの試食もありました。
キルシュヴァッサー (Kirschwasser)という、サクランボの蒸留酒に数か月も漬け込んだサクランボを、チョコレートでコーティングしたチェリーボンボン「La Guinettes」も看板商品です。
また、世界三大貴腐ワインにしてボルドーが誇る貴腐ワインの「ソーテルヌ」を使用したチョコレートもあります。お土産にぜひ!
ショーケースには、宝石のような美しいショコラが並びます。
近くにある、ボルドーワイン委員会が運営しているワインバー「Bar a Vin(バー・ア・ヴァン)」で、フードメニューとして提供されています。
こちらで食べてみて気に入ったら、店舗で買って帰るのも良いですね。
ワイン委員会が営利を目的とせずに「良質なワインをお手頃に楽しめるように」と運営しており、ボルドーの格付けワインを、1杯2ユーロ~という安さで提供されています。
紙袋にリボンまでかけてくれました。買って帰る途中もウキウキです。
量り売りで購入したショコラたち。6個入れてもらって9ユーロほどでした。
『ブラック・ダイヤモンド』と呼ばれるボルドートリュフは、マセラシオン(醸し)したブドウを使ったトリュフチョコレート。
やわらかいチョコレートと一緒にブドウの果肉が入っており、食べるとワインのような香りが鼻に抜けていきます。
さくらんぼのボンボンは、かなりアルコールが強めの蒸留酒がたっぷりと入っており、食べるとじゅわっと漏れてきます。一口で食べるしかありません。
フランス菓子によくある、アルコール感強い大人向けの味わいです。甘酸っぱいサクランボの果肉も美味しいです。
世界三大貴腐ワインにしてボルドーが誇る高級貴腐ワイン「ソーテルヌ」。そのソーテルヌに漬け込んだというブドウを、チョコレートでコーティングした商品です。
100gの袋に入った商品で6ユーロほどでした。口に入れる前からわかるほど、桃のような甘い香りを放っています。
お土産にしてもよし、自分用に買って帰ってワインと一緒に味わってもよし、の見た目も味も素晴らしいチョコレートでした。
ボルドー観光の際はぜひお立ち寄りください(^^)/