スコットランド・エディンバラ旅行記は、以前ブログ記事で紹介しました。
が、エディンバラ旅行が素晴らしすぎて、また行ってきました!今回は2泊3日です。
観光名所・見どころはもちろん、ウイスキー、おすすめレストラン、ホテル、かかった旅費などを、写真と共に紹介します。
前回の3泊4日旅行の旅行記はこちら↓
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観光名所・見どころ
エディンバラ城(Edinburgh Castle)
キャッスル・ロックという岩山の上に建つ古代要塞「エディンバラ城(Edinburgh Castle)」。
世界有数の由緒ある指定建造物であり、イギリスの代表的な歴史的建造物です。
堅固な天然の要塞となる岩山の上に建設したことで、敵から攻められにくい城となっています。新市街からも見えるエディンバラ城は、街のシンボル的存在です。
ハリーポッターのホグワーツ城のモデルになったそうです。また、幽霊が出るという噂も。
スコットランド王家の宝冠、宝石類、巨大な大砲、スペイン継承戦争・ナポレオン戦争の捕虜の収容室などを見ることができます。
毎日ほぼ13時には、エディンバラ城に設置された大砲で行われる空砲「ワン・オクロック・ガン」が行われており、13時近くになると周辺には多くの人が集まってきます。
そんなエジンバラ城の見どころ魅力・所要時間・チケット入場料など、こちらの記事で詳しく紹介しています↓
ホリールード宮殿(Palace of Holyrood)
街全体が世界遺産のエディンバラには、数多くの歴史的建造物が集まっています。その歴史的建造物の1つが「ホリールード宮殿(Palace of Holyrood)」です。
15世紀から、スコットランド国王夫妻の住居として使われ、近年はエリザベス2世の夏季の滞在地として使用されていました。
1128年にデイヴィッド1世によって建てられた寺院が前身です。そのため、修道院の屋根の一部が廃墟のまま、現在も残っています。かつて、寺院では多くの戴冠式や王族の結婚式が挙げられていました。
エディンバラにとってホリールード宮殿は特別な場所。イギリスがEUの議長国だった時は、欧州会議がここで開催されることもありました。
各階層によってギリシャ建築の柱頭の様式が異なりますね。
1階にはドーリア式、2階にはイオニア式、3階にはコリント式の柱頭。古い順に並べている?ようですね。年代が新しい柱頭ほど、装飾が細かくなっていきます。
宮殿正面には、スコットランド王家の紋章が掲げられています。
音声ガイド端末は、日本語対応もバッチリでした。
カールトンヒル(Calton Hill)
エディンバラ市の中心部にある小高い丘「カールトン・ヒル(Calton Hill)」。
カールトン・ヒルからの景色は、エディンバラのポストカードセットにもなったり、絵画の題材にもなっています。
丘には、数多くの著名な人たちの記念碑や歴史的建造物が立ち並びます。国民記念碑やネルソン記念碑、ダグラス・スチュアート記念碑、さらにはロイヤル・ハイスクール、旧天文台など。
ナショナル・モニュメント(The National Monument of Scotland)
ナショナル・モニュメントは、19世紀初頭にナポレオン戦争で亡くなったスコットランド兵を追悼するため造られた戦没者記念碑です。
アテネのパルテノン神殿を模して造られたのだそうです。1826年に42,000ポンドを投じて「パルテノン神殿の複製を建てよう」という提案が当時のエディンバラの上流階級の人たちに支持され、建設を着工。しかし、1829年に資金不足に陥ったため、円柱が並ぶだけで現在も未完成のままです。
このような経緯から、「Scotland’s Folly(スコットランドの愚行)」「Edinburgh’s Disgrace(エディンバラの恥)」なんてニックネームもついているとか。
ダグラス・スチュアート記念碑(Dugald Stewart Monument)
ダグラス・スチュアート記念碑は、スコットランドの哲学者ダグラス・スチュアート(1753-1828)を称えて作られた記念碑です。
ダグラス・スチュアートは、エジンバラ大学の道徳哲学の教授を務めていました。
設計は、ギリシャのアテネにあるリシクラテスのコラージュ記念碑に基づくもので、円形の基壇の上に、高さのある壷の周りに9本のフルートコリント式円柱が並ぶ円形の造りになっています。
【ウイスキー蒸留所】Holyrood distillery
エディンバラにある、2019年に設立されたウイスキー蒸留所「ホリールード蒸溜所(Holyrood distillery)」。
老舗のスコッチウイスキー蒸溜所が伝統を積み重ねる一方で、ニューウェーブのスコッチウイスキーメーカーとして誕生しました。
スコッチウイスキーで有名なスコットランドですが、首都エディンバラ中心地にあるウイスキー蒸留所は少ないです。
比較的若いメンバーで運営されています。古い伝統も大切にしながら、日々新しいレシピ開発に取り組んでいるそうです。「Test, Learn, Improve, Repeat」というモットーを掲げ、ウイスキー造りに取り組んでいます。
設立2019年と、蒸留所の歴史は浅く、熟成したウイスキーが無いため、自社商品のウイスキーはまだ販売されていない様子。
現在は、ウイスキーと同じ原料・蒸留器設備で造ることができる「ジン」を生産しており、ジンを販売して手前のキャッシュを稼いでいるようです。
蒸留所見学ツアーの様子は、別途ブログ記事で紹介します!
次回の記事では、レストラン・ウイスキーバー、ビール醸造所が運営するホテルやB&B、かかった旅費をご紹介します。
ここまで読んでいただきありがとうございました。