スコットランドの首都「エディンバラ」旅行記。
街全体が世界遺産に登録されており、中世の石造りの街並みが残されています。イギリス国内でみると、ロンドンの次に観光客が多い街だそうです。
観光名所・見どころ、ウイスキー、おすすめレストラン、ホテル、かかった旅費などを、写真と共に紹介します。
前回記事では、観光名所を紹介しました。
今回の記事では、レストラン・ウイスキーバー、ビール醸造所が運営するホテルやB&B、かかった旅費を紹介します!
Youtube動画でも紹介しています。よろしければ、ご視聴・チャンネル登録・いいね、お願いいたします!
レストラン・バー
レストラン・ウイスキーバー・パブなどは、1回目のエディンバラ旅行記事でも紹介しています↓
【ウイスキーバー】Whiski Bar & Restaurant
スコッチウイスキーの品揃えが豊富で、ウイスキーの飲み比べができる評判が良いバーです。お酒だけでなく、伝統的なスコットランド料理も提供しているレストランバーでもあります。
夜21時以降の時間帯は、音楽ライブパフォーマンスが開催されています。生演奏とスコッチウイスキーの両方を楽しむことができます。
店内の雰囲気はこんな感じ。予約をせずに訪問しましたが、なんとかテーブルにつくことができました。店内は満席でした。
本日のライブパフォーマンスは、クラシックギターの弾き語り。日によって、演奏者が変わるようです。
飲み物のメニューはこちら。
「Whisky tasting flights」というのが、ウイスキーの飲み比べセットです。数種類のウイスキーを少しずつ出てきます。
”フライト”の名前の由来は、「飛行機が飛んでいくように、だんだん酔っぱらってくるから」「鳥が群れを成して飛んでいる様子に似ているから」など諸説あるようです。
ビールやサイダー(シードルのことをイギリスではそう呼ばれる)もあります。ウイスキーの方が種類豊富なあたり、さすがスコットランドですね。
スコッチウイスキーを使ったカクテルも。
注文した料理が到着しました。
ハギスの春巻き?のような料理。
ハギスは、羊の内臓を羊の胃袋に詰めて茹でたスコットランドの伝統料理です。内臓のミンチが春巻きの中に入っています。臭みは無く、もつ煮のような感じで美味しいです。
スコットランドの名物料理「ハギス」。ウイスキーを使ったソースがたっぷりかかっています。
ハギスは美味しくない、なんてイメージがありましたが、実際食べてみると美味しいです。お酒好きな人は気に入る味だと思います。
スコッチウイスキーのフライト。ハイランドのスコッチウイスキーを4種類楽しめます。
以上の注文内容で、お会計は60ポンドでした。
ウイスキーのリストには、何十種類ものスコッチウイスキーがありました。それぞれ、熟成年数・値段・産地・アルコール度数が記載されています。
初心者でも気軽に楽しめるウイスキーの飲み比べから、通も楽しめるスコッチウイスキーの品揃え。ウイスキー好きにおすすめのお店でした。
【海鮮料理レストラン】Mussel Inn Seafood Restaurant
エディンバラ中心地で評判が良い、シーフードレストランです。前回のエディンバラ旅行でも訪問しましたが、予約満席で残念ながら入れず…今回はちゃんと予約してリベンジしてきました。
メニューはこちら。
白ワイン(4ポンド)
ウイスキー「ボウモア」(4.7ポンド)。生牡蠣3つ(7.5ポンド)
ムール貝の白ワイン蒸し(9ポンド)
シーフードプレート(33ポンド)。白身魚、エビ、ホタテ、ムール貝の煮込み料理です。魚の身がフワフワで美味しいです。
ムール貝のパスタ(23ポンド)
以上の内容に、サービス料・消費税(20%)がかかって、お会計は94ポンドでした。
【海鮮料理レストラン】The Fishmarket
エディンバラ中心地から、車で15分ほどの距離にある海沿いの街リース(Leith)。
ウォーターフロントのシーフードビストロや、伝統的なパブが点在しています。また、かつて海上の王宮として使用されていた、英国王室ロイヤルファミリーのヨット「ロイヤル・ヨット・ブリタニア号(Royal Yacht Britannia)」があり、観光地としても人気です。
そんなリースにある、人気シーフードレストラン「The Fishmarket」に行ってきました。
フィッシュアンドチップスのテイクアウトも行っており、フロントには持ち帰りのお客さんがちらほら。
メニューはこちら。グーグルマップ上の価格帯表記は4段階中2と、中価格帯のレストランです。
白ワインのグラス(6ポンド)、ビールパイントグラス(5.5ポンド)。
ビールは地元リースのビール醸造所「Pilot Brewing Company」の「Untitled IPA」。今まで飲んできたIPAの中で、一番自分好みの味でした!ロンドンの自宅に帰ってからわざわざオンラインストアで注文したほどです!
ビール醸造所では、工場見学ツアーも開催しているようです。気になる方はぜひ!
カクテルシュリンプ(13ポンド)。ぷりぷりで甘いです。
定番のフィッシュ&チップス(15ポンド)。こちらのお店の人気メニューで、グーグルマップには、ひたすらフィッシュ&チップスを絶賛する口コミがありました。
評判が良いだけあって、とっても美味しいです。衣は熱々サクサク、魚の身はフワフワで臭み無く美味しいです!
フィッシュ&チップス以外のシーフード料理も美味しいのですが、なぜか口コミはフィッシュ&チップスを絶賛する声ばかり。イギリス人は、フィッシュ&チップスさえ食べられれば満足なのでしょうか…(;’∀’)
アンコウ(Monk Fish)のカレー(23ポンド)。ちょっぴり辛口。アンコウのフワフワの白身がゴロゴロ入っています。美味しいです。
ロブスターのグリル(38ポンド)。こちらも言わずもがな美味しいです。
以上でお会計は100ポンド。エディンバラ中心地の海鮮料理レストランと同じくらいの金額ですが、こちらの方がずっと満足度が高いです!わざわざ港町リースに来て良かったです。
お店の人に帰りにタクシーを呼んでもらいました。「お店の駐車場にタクシー到着したよ!」と言われたものの、駐車場の場所がわからずウロウロしていたら、お店の人が心配して、我々を探すため走ってきてくれました( ;∀;)
きっとタクシーの運転手さんから客がまだ来てない、と連絡でもあったのでしょう。
料理の美味しさだけでなく、店員さんの優しさも、大満足のレストランでした。
ホテル
今回のエディンバラ旅行で宿泊したホテルを紹介します。
【ビアバーのホテル】Doghouse Edinburgh Hotel
スコットランド・エディンバラにあるビール醸造所「ブリュードッグ(BrewDog)」が経営するホテルで、エディンバラにあるビアバー(タップルーム)と同じ建物内にあります。
世界遺産に登録されている「エディンバラの旧市街と新市街」、「ロイヤル・ マイル」から徒歩2分の少し入った所にあります。
エディンバラ観光地の中心にあり、エディンバラの中央駅であるエディンバラ・ウェイブリー駅からは徒歩5分、空港からはタクシーで30分というアクセスが良い場所にあります。
部屋にビール専用冷蔵庫・ビールサーバーがある、ビール通にはたまらない宿泊施設です!
部屋はこちらの「Punk Suite – Accessible」。宿泊料金は、2人で1泊185ポンドでした。
同じ建物内に、タップルーム(ビアバー)も併設されています。
その他写真や詳細は、こちらの記事で別途紹介しています↓
【B&B】Kew House
エジンバラにある5つ星のB&B「Kew House」です。
B&B(Bed and Breakfast)とは?
ベッド・アンド・ブレックファストとは、イギリスや北米、オーストラリアなどで呼ばれる小規模な宿泊施設です。
名前の通り、サービスは宿泊と朝食のみで、普通のホテルと比べて低価格で利用できます。
B&Bは、家族経営で、民家をリフォームして営業している宿が多いです。「英国版民宿」といったところでしょうか。その地域らしさ溢れる民家と、本場の朝食。その土地でホームステイしているような楽しさがあります。
市内中心部までバスで5分または徒歩15分の場所にあり、エジンバラ空港へと続く主要道路沿いにあるため空港までのアクセスも良いです。
無料Wi-Fi・無料駐車場あり。作りたてのおいしい朝食には地元産の食材や有機食材をできる限り用いているそうです。
部屋は、デラックスキングルーム。2人1泊で宿泊料金は、消費税込みで177ポンドでした。
セントラルヒーティングで、部屋はしっかり暖房がきいています。
シャワールーム・洗面台・トイレはこちら。
バスアメニティもしっかり準備されています。
清潔感あるシャワールーム。温度・水圧もバッチリでした。
翌朝の朝食会場はこちら。
朝食は数種類から選べるようになっていました。伝統的なスコットランドの朝食です。
フルーツ、ヨーグルト、マフィン、シリアル。
ジャムは、英国王室御用達ジャム「Tiptree(チップトリー)」でした。
スコティッシュスモークサーモンとスクランブルエッグ。しょっぱく燻製の香りが良いサーモンと、ふんわり甘いスクランブルエッグ。紅茶よりビールが欲しくなる味わいで美味しいです。
フルブレックファスト。スコティッシュポークソーセージが美味しいです!
遅い時間のチェックインにも対応してくれたり、バス乗り場や観光地への行き方を教えてくれたりと、ホストの方がとても親切でした。さすが五つ星の宿泊施設です。
交通事情
エディンバラ空港からの中心地までは、シャトルバスが運行しています。
運行間隔は10分置きと便利です。エディンバラ市街地から空港までの所要時間は30分。料金は、5ポンドでした。
バスの中には大型荷物を置くスペースがあり、広々としています。2階建てバスなので、一度にたくさん乗れますね。
タクシーについて。
エディンバラ市街地内にはローカルタクシーが多く走っています。ウーバーのタクシーは少なく、捕まえにくいです。地元のタクシーに乗った所、ウーバータクシーとの料金と同じくらいと良心的でした。安心して利用して良いかと思います。
ロンドンからエディンバラまでの交通手段について。
ロンドンのキングスクロス駅からエディンバラ駅までは、高速鉄道が運行しています。高速鉄道の運賃は大人片道80ポンド、所要時間は5時間です。
席は新幹線の普通席のような感じ。テーブルもコンセントもあるため、作業したり、2人でお酒を飲んだりしてのんびり過ごすことができました。
ロンドンからエディンバラまでの飛行機は、欧州格安航空ライアンエアーがおすすめです。
早めに航空券を予約すれば、片道10ポンド代でエディンバラまで行くことができます。
ライアンエアーについては、こちらの記事で紹介しています↓
旅費
エディンバラ旅行、2泊3日にかかった旅費は、約9.5万円/人。
単位:万円
外食費にはお酒代も含んでいます。お酒好き夫婦なのでウイスキー・ビールをたっぷり楽しみました。お酒をあまり飲まない方は、もう少し安く抑えられると思います。
以上、スコットランド・エディンバラ旅行記ブログ記事でした。ご参考になれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
その他、スコットランド旅行関連ブログ記事はこちら↓↓