【写真で紹介】大英博物館(The British Museum)~エジプト編①~

イギリス
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ラムセス2世像

大英博物館で最大のエジプトの像はこちらのラムセス2世像。エジプトはこの名君の統治により67年近く繁栄を続けました。

 

 

 

美術系の学生さん達が写生をされていました。

 

 

 

エジプトの王名表

エジプトの統治者が記載されたこの石灰岩のリストは、ラムセス2世神殿で発見されました。

こういったタイプのリストは年代学において重要なだけでなく、エジプトの歴史観を知るためにも役に立つのだとか。

 

 

 

 

人頭有翼獅子像

古代メソポタミアの宮殿で悪魔の力から守るために門に置かれることが多かったらしいです。

神話の守護神像で、正面から見ると静止、横から見ると歩いて見えるように足が5本あります!

 

 

 

 

 

ゲイヤー・アンダーソンの猫

紀元前600年ごろに作られたというブロンズ製のねこ。動物崇拝の象徴とされています。

ゲイヤー・アンダーソンは、この猫を大英博物館に寄贈した人の名前です。古代エジプト神話の女神であるバステト神への捧げものとして造られたのだそう。バステト神は猫の頭をもつ愛と豊穣の女神です。

古代エジプト人は猫をバステト神の化身であると考え、飼い猫が亡くなった場合は丁寧に葬らなければならないという規則もあったほどです。そのため、墓地跡の遺跡からはたくさんの猫のミイラ・骨が見つかっています。

 

 

大英博物館の科学者がこのゲイヤー・アンダーソンの猫を、X線を照射しその反応で元素を特定する調査したところ、

この猫は銅84.7%、スズ13%、ヒ素2.1%、鉛0.2%を含む青銅でできていることがわかりました。

さらに、分析の結果、しっぽの部分に異なる合金の層があることがわかりました。元々はは縞模様のしっぽだったようです。

 

 

 

Room62、ミイラの展示

 

手間とお金がかかるミイラは、当時お金持ちだけが作ることができました。

内棺に金箔が施されているなど、ゴージャスなものが多いです。

 

 

 

 

こちらはミイラの作り方が書かれています

 

 

 

「作り方はこちら!そして出来上がったミイラがこちらです!」のように展示されていてシュールでした(;’∀’)

 

 

 

猫のミイラ

エジプトの王朝時代の末期には神々に関連する動物がたびたびミイラにされていました。

猫は女神バステトと関連があり、崇拝の中心地はデルタ地帯のブバスティスでしたが、エジプト各地にネコ科の神々が存在していました。

 

 

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