ノース・ロンドン鉄道の列車模型
ノース・ロンドン鉄道は、もともとドックから北ロンドン郊外に向かう貨物列車として建設されました。
後に、このようなタンクエンジンを使った旅客輸送サービスを開始します。
1850年代半ばになると、ロンドン郊外の駅の建設が進み、毎日27,000人が列車でロンドンに通勤するようになりました。
しかし、それでもオムニバスや徒歩で通う人の10％程度に過ぎませんでした。
早朝のヴィクトリア駅の様子、1865年
たくさんの労働者で駅は混雑しています。
通勤者が『タイムズ』紙に宛てた手紙、1864年
ケント州の通勤者が『タイムズ』紙に宛てた手紙の中で、サービスに関して不満を述べています。
通勤ラッシュ時の混雑は、今も昔も変わっていないのですね(;’∀’)
1863年に地下鉄が開通した時、地下鉄での喫煙は禁止されていました。
しかし、国会や著名な乗客からの圧力により、メトロポリタン鉄道は1874年に喫煙車両を導入することになります。
今回その②はここまで。
写真・紹介する展示物が多いため、次回その③記事に続きます！
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