映像
楽しいアトラクションが終わった後は、湾曲した大きな画面でスコッチウイスキーの全体像を学びます。
こんな感じの座席から、
こんな大きなスクリーンで楽しみます。映像はとても高画質で、本当にその場にいるかと錯覚するくらい没入感がありました。
映像が始まる直前、係の人が全員にハガキ大の紙を配り始めました。
スコッチウイスキーの5大地域(ハイランド・ローランド・スペイサイド・キャンベルタウン・アイラ)が印刷してあり、指でこするとその地域のウイスキーの特徴的な香りがしました。
映像の中で説明を聞きながら、香りを楽しめました。紙からしてきた香りは以下の通りです。(個人の感想です)
ハイランド:ラベンダーや香水のような上品な香り。
ローランド:柑橘類のような爽やかな香り。
スペイサイド:パイナップルのようなトロピカルな香り。
キャンベルタウン:カラメルのような甘い香り。
アイラ:いぶしたヒノキのようなスモーキーな香り。
試飲①(with プロジェクションマッピング)
映像が終わると別室に移り2種類の試飲が始まりました。ローランド、キャンベルタウン産のウイスキーでした。
説明に合わせて、ウイスキー瓶にプロジェクションマッピングが投影される粋な演出!
テイスティングの手順についても解説がありました。
①ウイスキーの色を観察
②ウイスキーの粘性(とろみ)を観察
③(グラスを固定し)ウイスキーの香りを嗅ぐ
④(グラスを左右に動かしながら)ウイスキーの香りを嗅ぐ
⑤Cheers!の代わりに、Slàinte Mhath!*といい乾杯をする
*ゲール語でGood Healthという意味。発音はSlange-va(スランジャヴァ)。ウイスキーという名前の由来は、ゲール語で「生命の水」という意味のUisge-beatha(ウシュクベーハー)ということもり、スコッチウイスキーにとってゲール語は特別な言語みたいですね。
試飲②(in ウイスキーコレクション)
2種のシングルモルトを楽しんだ後、ウイスキーエクスペリエンスのコレクション部屋に招待されました!ここでは3,384本ものスコッチウイスキーが綺麗に飾られていました…!
ブラジル・ウイスキー・コレクター協会の創設メンバーであるClaive Vidiz氏が35年かけて収集したウイスキーをディアジオ社が2006年に買収し、ここで展示しているそうです。
なお、このコレクション場を貸し切ってディナーを楽しむことができるそう!受賞歴があるシェフが考案した5品のコース料理と、ウイスキー・ワインのペアリングに舌鼓を打ちたいものです。ただ、HPに金額が書いておらずとても怖いです…。笑
また、ここのコレクションについて、公式HPには『初めて見たら目を回すでしょうね』と挑発的な説明が…笑
宣言通り気が遠くなるくらいウイスキーが展示されていました。
最も古いものはなんと1897年!
1897年のボトル。
1904年のボトル。
色々な種類のマッカランもありました。中には1965年に蒸留された銘柄も!
ラフロイグまで。
この部屋でハイランド/スペイサイドのシングルモルトウイスキーの試飲をしました。
試飲後のテーブルです。笑