「アート、デザイン、ファッションのギャラリー(Art, Design and Fashion galleries)」
装飾芸術、デザイン、ファッション、スタイルの最高峰を紹介しています。日常生活へのデザインの影響、現代のメーカーがどのように革新をし続けているかを知ることができます。
18th century court mantua
この贅沢で実用的でないマントゥアは、ロンドンのハンプトン・コートやセント・ジェームズ宮殿でのレセプションなど、王室の特別な機会にのみ着用されました。
このマントゥア(18世紀のゆったりとしたガウン)を着て動くには、技術と練習が必要でした。
このマントゥアはハディントン伯爵夫人か、ハディントン伯爵の近親者の女性のものであったと考えられています。
マンチュアの幅広のスカートは当時の流行で、用者の富や趣味、地位を反映し、金、銀、絹を使った豪華な布地を見せるためのものだったそうです。
Dark Lung Dress
デザイナーで社会派アーティストのヘレン・ストーリーと、発達生物学者のケイト・ストーリーの2人の姉妹が製作したドレス。
肺のX線写真から着想を得て、呼吸器表面の感触と機能を想起させる特注のテキスタイルを取り入れたデザインなのだそうです。
Coat and dress ensemble
1988年1月、国際羊毛事務局(現ウールマーク社)は、国際的に高い評価を得ているデザイナー数名を招き、
シドニーのオペラハウスで、オーストラリアにインスピレーションを得たウールコレクションを発表しました。
ミューアはグレートバリアリーフをテーマに、スコットランド産カシミア、フェルト、ウールガーゼなどを使ってこの作品を制作しました。
「World Cultures galleries」。世界中の多種多様な文化についての展示エリアです。
日本の北海道のアイヌ文化についての展示品もありました。「ゴールデンカムイで見たやつだ!(*’▽’)」と自分が知っている知識もあって嬉しくなってしまいました。
アイヌの織物や工芸品には、印象的な模様が施されています。そのデザインには、悪霊から身を守る力があると考えられているそうです。
ニレの樹皮で織られた男性の衣服
悪霊の侵入する箇所と考えられている、襟元、袖口、裾に集中的に文様が施されています。
6階に分けて、幅広いカテゴリーを展示しているスコットランド国立博物館(National Museum of Scotland)。
1日で全てを観て回ることは厳しいです!気になる展示エリアに直行することをおすすめします(;’∀’)
展示品はまだまだたくさん。次回その②記事に続きます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。