スコットランド北部にある、ウイスキーの聖地ともいわれるスペイサイド(speyside)地域。
マッカラン、ザ・グレンリベットなどのウイスキーの蒸留所巡りを楽しんできました!
電車とタクシーでの行き方、B&Bホテル宿泊の様子、蒸留所見学ツアー料金などを、写真と共に紹介します。
今回その②記事では、ザ・マッカラン蒸留所と、グレンフィディック蒸留所について紹介しています。
前回記事はこちら↓
その①の記事では、
ロンドン・ガトウィック空港からスコットランド・インヴァネス空港までの格安航空、ホテルまでのバス移動、ウイスキーの街「ダフタウン」と1泊目の民宿(B&B)を紹介しています。
YouTube動画でも紹介しています。よろしければご覧ください。ウイスキー蒸留所の臨場感は動画の方が伝わりやすいかと思います(^^)/
チャンネル登録・いいねしていただけると泣いて喜びます!
ザ・マッカラン蒸溜所 (The Macallan Estate)
1824年設立、スペイサイドで最初に設立された蒸留所のひとつであるザ・マッカラン蒸溜所 (The Macallan Estate)。
前回その①記事で紹介した、宿泊したダフタウンのホテルからは、タクシーで14分の場所にあります。タクシー代は20ポンド(約3,200円)ほどでした。
前日に近くのホテルに宿泊していたおかげで、朝一で訪問することができました。
日本での輸入量はスコッチウイスキーでNo.1です。スペイサイドで最初に設立された蒸留所のひとつで、農業が行われていない冬の間に余った大麦を使うために作られました。
今回訪問した蒸留所兼ビジターセンターは、6年の歳月を経て、2018年5月に完成したものです。総工費は1億4千万ポンド(約200億円)!
自然とうまく調和するよう、地域の環境を最優先して設計されたそうです。
特筆すべきは、2,500枚におよぶ三角形の部材で構成された屋根。それぞれが50個もの異なる部品で構成されているうえ、スカンジナビア産の材木をドイツでヤスリ加工し、オーストリアで組み立てた後、ようやく最終目的地のスペイサイドへと運び込まれました。
バイオマスエネルギープラントからの排出熱をボイラーの動力源へ、蒸溜所の排出熱をビジターセンターの暖房へ、スペイ川の冷たい水を冷却水へと、
持続可能な地球に優しいウイスキー作りの仕組み。
エネルギーのほとんどを再生利用可能なエネルギーに置き換え、蒸溜所の規模は大きくなりましたが、以前に比べて製造するアルコール1リットルあたりのエネルギー量は大幅に低減されたそうです。
入ってすぐ目にするのは、高さ10メートルほどのガラスの壁一面にウイスキーボトル。「マッカランの宝箱」と呼ばれる、840本ものボトルが展示されています。
72年もののボトルまであります。
ウイスキーボトル、マッカランのグッズのショップがありました。
普段私達が酒屋さんで購入している、数千円ほどのボトルなんてものは無く、ここで販売されているのは数万円以上の良いウイスキーばかりです(;’∀’)
普通の酒屋ではなかなか手に入らないような、貴重なボトルをゲットしたい人は必見です。
2階には、見晴らしの良い景色と、極上のウイスキーが楽しめるバーがありました。
蒸留器の目の前という、贅沢なロケーションで最高のウイスキー・カクテルを楽しむことができます!!
マッカラン蒸留所の歴史を学ぶ展示もありました。
ウイスキーやカクテルなどバーの様子、展示についてはこちらで詳しく紹介しています!