お土産に自宅用に、スーパーでもお求めやすいおすすめのイギリスのビールを紹介します!イギリス以外の国のビールについても紹介しています。
前回記事までに、たくさんの銘柄を紹介してきました。今回その21記事では、162~169番目のビールを紹介します。
美味しいビールを発見したら都度更新していくと思いますので、海外ビール好きな方はブログをちょこちょこ覗いてください(^^♪
英国といえばパブ。夜はビールを片手にサッカー観戦しているお客さんで盛り上がっています。(夜だけでなく昼間もビールを飲んでいるお客さんでにぎわっていますが…)
イギリス国民から愛されるビール。
税率20%ですが、スーパーで販売されているビールは1.5£~3£(約200円~450円)と日本と変わらない価格帯です。
ラガービールなどはキンキンに冷やされていますが、エールビールなどの適温が10度~常温のビールは、常温の棚に陳列されています。
前回記事はこちら↓↓
London Smoked Porter
M&Sで販売されているビールで、醸造元はイギリス・ロンドンのグリニッジに本社を置く「ミーンタイム醸造所(Meantime Brewing)」です。
ミーンタイム醸造所(Meantime Brewing)は、1999年創業のイギリス・ロンドンのグリニッジに本社を置く醸造所です。
グリニッジといえば「グリニッジ天文台」があることで有名ですね!ミーンタイムは、グリニッジ平均時(イギリス英語:Greenwich Mean Time, GMT)が由来となっているのでしょうか。
2016年に日本のアサヒビールに売却、以降アサヒビールが所有している会社です。
こちらの記事で、ビール工場見学ツアーの様子と共に詳しく紹介しています。
アルコール濃度5.5%のポーターです。
ポーターは、黒ビールの一種で、焙煎した茶色麦芽を使用している点が特徴です。「ポーター」という名称の由来は、テムズ川でロンドン市内まで運ばれた物品を市内各所に配送していた人々(ポーター)から来ています。
ポーターの中でもアルコール度数の高いものは「スタウト・ポーター」と呼ばれ、後にスタウトと呼ばれるようになりました。
香ばしいコーヒーのような風味、キャラメルのような甘味も感じます。
同じ黒ビールのギネスビールに比べると、悪く言えば水っぽくて薄い、良く言えばスムーズな飲み口です。
Citra
イングランドのローカル醸造所「オークハム・エールズ(Oakham Ales)」のビールです。
オークハム・エールズ醸造所は、1993年にオークハム(イングランド・ラトランド州)で設立されたローカル醸造所です。
2009年、醸造責任者のジョン・ブライアンは、ホップ調達のために米国を訪れた際、シトラという当時では新しいホップ品種を発見。
彼はこのホップを英国に持ち込み、オークハムエールズはシトラホップを100%使用したビールを醸造した最初の醸造所となりました。
アルコール度数4.2%のゴールデンエールです。
明るい黄金色の色味、シトラとトロピカルホップの風味が強い「元祖UKシトラ」。爽やかでフルーティーな味わいです。
Duchy Organic Amber Ale
イギリスのスーパーチェーン「ウェイトローズ(Waitrose)」で販売されているビールです。
アルコール度数4.8%のトラディショナルエールこと、アンバーエールです。
最高級の英国産有機ホップ、ゴールディングホップとソブリンホップを使って醸造されたというオーガニックエール。柑橘類の香りがします。
こちらの「Duchy Organic」というブランドのオーガニック製品の売り上げの一部は、プリンス・オブ・ウェールズ慈善基金(Prince of Wales’s Charitable Fund)に寄付されるそうです。
Sweet Temptation
イングランドの醸造所「ボケーション・ブルワリー(Vocation Brewery)」のビール。同じくイングランドの醸造所「ブリューヨーク(Brew York)」とのコラボ商品です。
アルコール度数4.8%の、6.6%の甘口スタウトです。チョコレートとキャラメルの甘い香り、滑らかでコクのある味わいです。
甘味が強く、じっくりちびちびと飲むビール。甘い香りと味わいを楽しむために、冷やしすぎずに飲むのがおすすめかと思います。
Lancaster Bomber
イングランドの醸造所「マーストン醸造所(Marston’s Brewery)」のビールです。
イングランド、スタフォードシャー州にある「Marston’s Brewery」は、180年の歴史がある国内トップクラスの大手ビールメーカーです。
アルコール度数4.4%の、美しい栗色のセッションビター。ペールエールとクリスタルモルトを使用して醸造されており、コクのある味わいです。後味にホップを感じます。
肉料理、チーズ、チョコレートと相性が良いです。
ランカスターという名は、イギリス空軍が使用されていた重爆撃機「アブロ ランカスター (Avro Lancaster)」からとっています。
ヨーロッパビアスターアワード金賞を受賞。インターナショナル・ビア・チャレンジ2012とワールド・ビア・アワード2014で2度の銀賞を受賞しています。
Marks & Spencer Czech Pilsner Lager
M&Sで販売されているビールで、醸造元はチェコの「Bohemia Regent(ボヘミア・リージェント)」です。
1379年に設立されたボヘミアリージェントブルワリーは、1992年に民営化しました。伝統的なレシピでビールを醸造しています。
アルコール度数5.0%のピルスナーです。
チェコ、ボヘミアの地元の井戸の水と大麦、最高級のザテック・ホップを使用して醸造されています。
ビーガン対応。さわやかでホッピー、ほどよい苦味があるチェコ産ピルスナーラガーです。鶏肉、豚肉料理との相性が良いです。
EPA
大手ビールメーカーのマーストン(Marston’s Brewery)のビールです。
アルコール度数3.6%のイングリッシュセッションペールエールです。
輝く黄金色が美しい、爽やかで軽く、ピリッとした後味です。フルーティーなホップの香りがします。アルコール度数は高くなく、暑い夏にぴったりのビールかと思います。
DDH Jaipur
イングランド、ダービーシャー州にあるローカルブルワリー、ソーンブリッジ醸造所(Thornbridge Brewery)のビールです。
ソーンブリッジ醸造所は2005年に設立されたビール醸造所で、伝統的なレシピに基づくビールだけでなく、様々な種類のホップ・モルトを使用した現代風樽生ビールも醸造しています。
350以上のビールコンクールの賞を受賞し、英国を代表するクラフトビール醸造所です。世界35ヶ国でビールを販売しています。
アルコール度数5.9%のIPAです。
ソーンブリッジ醸造所の人気ビール「Jaipur」の15周年を記念したビールです。こちらの「DDH Jaipur」は同じレシピで醸造されていますが、ダブルドライホッピングにより、よりパンチの効いたトロピカルフルーツの香りがあります。
使用されているホップは、カスケード(Cascade)、センテニアル(Centennial)、アーテナム(Ahtanum)など。フルーティーなホップの風味が口の中で広がり、滑らかな後味です。
ビール紹介記事は、次回その22に続きます。
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