【イギリス旅行記】バーミンガムへ行ってきました|人気パブ・FFオーケストラ

イギリス
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イギリス第二の都市「バーミンガム(Birmingham)」へ遊びに行ってきました!

おすすめの人気レストラン、銀行として使われていた建物を使用しているおしゃれなパブ、コンサートホールシンフォニーホールで開催されたファイナルファンタジーオーケストラなど、

楽しんできました。バーミンガム旅行記を写真と共に紹介します。

 

 

バーミンガムってどんな街

首都ロンドンに次ぐイギリス第2の都市バーミンガムBirmingham)」。人口は114万人の工業都市です。

産業革命期に鉄工業・鉄道業などで発展した、イギリスを代表する工業都市で、

蒸気機関を発明したジェームズ・ワットや、金属加工のマシュー・ボールトンなどがバーミンガムで活躍していたそうです。

 

ヨーロッパ最大の公立図書館であるバーミンガム公共図書館や、

コンサートホール、サッカースタジアムなど、観光名所・人が集まる大きな施設が街に集まっており、徒歩やバスで比較的楽に観光できます。

 

こちらはバーミンガムの市庁舎と市議会議事堂。

 

歴史的建造物がまだ数多く残しながらも、街中には近代建築も目立ちます。

パチンコ玉のような建物はショッピングセンターのセルフリッジズ・デパート。

 

ショッピングセンターの中には、たくさんのアパレルショップやレストランが入っていました。

豚骨ラーメン屋や、

回転寿司まで

 

いかにも海外らしいド派手な色のドーナツのお店など。

 

 

【パブ】The Old Joint Stock Pub & Theatre, Birmingham

バーミンガムで評判の良い人気パブ「オールド・ジョイント・ストックThe Old Joint Stock)」。

パブが入っている建物は、1862年に建築家ジュリアス・アルフレッド・チャットウィンが設計した建物。グレードII(英国の著名な建造物として登録されている建物)に指定されています。

かつて銀行として使用されていたそうです。古代ギリシア建築のドーリア式の柱。たしかに銀行っぽいですね。

 

2階にはモダンな劇場が併設されており、ミュージカルや即興コメディなど、いろんなジャンルの演目が上演されているそうです。座席は80席ほど。

 

内装はこちら。息を吞むほど美しい…!

フロアの中央にカウンター。それを囲むようにテーブルが配置されています。

銀行の内装・カウンターをそのまま使っているみたいですね(*’▽’)

天井からさしこむ自然光が、店内を良い雰囲気にしています。

天井が高い…!

メニューはこちら。

ソフトドリンク、コーヒー、エスプレッソなどアルコール以外も充実しており、カフェ利用しているお客さんも少なくありません。

モダンなクラフトビールからクラシックな樽生ビールまで、品揃え豊富です。

1845年創業の英国ビール醸造所「フラーズ醸造所(Fuller’s Brewery)」がオーナーであるだけあって、フラーズ醸造所のビール銘柄の品揃えが豊富です。

そのフラーズ醸造所の主力商品であるビール”ロンドン・プライド”。ロンドン・プライドの販売量は、こちらのパブが英国一なのだそうです。

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「フラーズ醸造所の見学ツアー」についてはこちらの記事で紹介しています↓

 

もちろん、ビール以外のお酒も揃っています。

 

ビールと料理を注文。

 

フラーズ醸造所のビール「1845

フラーズ醸造所の創業開始の年を名前につけたビール。アルコール度数6.3%の、ストロングエールです。

発売前に100日間熟成され、ボトルコンディショニング・エールとして瓶の中に生きた酵母が残っており、出荷された後も未開封のままであれば、熟成が続き風味が変わっていくそうです。

甘いフルーツケーキのような香りとフルーティーな味わい、ドライな後味が特徴です。

 

こちらもフラーズ醸造所のビール「Fuller’s Vintage Ale

数量限定販売のビンテージもののビールです。全てのボトルにシリアルナンバーが入っています。

毎年、醸造長がその年に最も良しとした麦芽とホップで醸造する、特別なヴィンテージエール

アルコール度数は8.5%と高めで、一口飲んだ瞬間に「これは、ビールなのか?!」と驚いてしまいます。炭酸は弱く、高級ワインのように熟成した、複雑な味わいと香りです。

じっくりちびちびと味わって飲むのにぴったりですね。

 

「海外ビール英国ビール300種類飲んでみた」記事はこちら。イギリスのスーパーで買えるいろんなビールを紹介しています。

 

イギリスのパブ飯といえばサンデーロースト

サンデーローストとは、日曜日のランチ時に出されるロースト肉(ビーフ、チキン、ラムなど)のことです。

「中世の時代に、休日である日曜日に地主が農奴に牛肉のローストをふるまったことから」という説や、「日曜に教会の礼拝に出掛ける前にオーブンに肉を入れて、帰ってきたころにちょうど焼き上がるようにしていたことから、日曜日に一家そろって食べる習慣になった」という説など、いろんな起源の説があります。

サンデーロースト(20.5ポンド)には、ローストしたサーロイン、ローストポテト、チーズカリフラワー、ハチミツでローストされたキャロット、バターで炒めたリーク(ネギ)、キャベツ、グリーンピース。グレービーソースがたっぷりとかけられています。

一番上にはヨークシャープディング。卵、小麦粉、牛乳を混ぜて焼き上げたもので、食感はシュークリームの生地に似ています。

 

ビールも料理も美味しく、素敵な雰囲気のパブでした!

 

Youtube動画でも紹介しています!よろしければご視聴・チャンネル登録・いいね、よろしくお願いします(^^)/

 

FFオーケストラ「Final Symphony」

今回、バーミンガムを訪れた主目的は、オーケストラ観賞のためです。

その名も「Final Symphony: Music from Final Fantasy」。言わずと知れた日本が誇る名作RPGゲーム「ファイナルファンタジー」の名曲を、プロによって組曲に編曲し、バーミンガム市交響楽団による豪華オーケストラで演奏するというイベントです。

スクウェア・エニックスの公式ライセンスを受けている、公認イベント。スクエニ公式チャンネルでは、植松伸夫さんがコメントしています。

 

チケット料金は、大人は30ポンド。しかし、30歳未満は10ポンド!

ラッキーなことに夫婦2人ともギリギリ20代。10ポンドで豪華なオーケストラを鑑賞できました。

妻ゆーこ
妻ゆーこ

若いって素晴らしい!!

学生割引のようなものでしょうか?日本と違い、ヨーロッパは社会人学生は少なくないですし。久しぶりに若さの恩恵を受けました。

 

会場はコンサートホール「シンフォニーホール」。バーミンガム図書館のすぐそばにあります。

2,200人を収容できるそうです。

2階席の最前列中央という素晴らしい席でした。

 

こちらのオーケストラは、写真撮影OK(フラッシュ・動画撮影はNG)。ソーシャルメディアでシェアしてください。とのこと。

演奏された曲はこちら

  • オープニングファンファーレ
  • FINAL FANTASY VI – Symphonic Poem(Born with the Gift of Magic)(ティナのテーマ / 魔導士ケフカ / 幻獣界 / 戦闘 etc.)
  • FINAL FANTASY X – Piano Concerto(ビサイド島 / 祈りの歌 / 雷平原 / 襲撃 etc.)
  • FINAL FANTASY VII – Symphony in Three Movements
    (FFVIIメインテーマ / J-E-N-O-V-A / ティファのテーマ / 偉大なる戦士 etc.)
  • 途中、おまけでチョコボのテーマなどetc.

 

ちょうど、私たちの年代のFFファンに刺さる曲ばかり!

特にFF6の組曲に感動しました!

帝国のテーマの次には「ティナのテーマ」…次々とテンポよく知ってるBGM曲が切り替わり、本当にゲームのストーリーを進めているかのような感覚にさせられます。そして、ちょくちょく「魔導士ケフカのテーマ」が入ってきて、数多くの場面でケフカが邪魔をしてくる悪役であることが表現されています。

「戦闘テーマ」⇒「ティナのテーマ」⇒「魔導士ケフカのテーマ」⇒…、のようにBGMが入り乱れるところは、ゲームの戦闘シーンを彷彿とさせるものでした。

FF6をプレイしたことがある人が編曲したのでは?と思わせてくれます

 

妻ゆーこ
妻ゆーこ

プロが編曲するとこんな素晴らしいものになるんだな…(*_*)

 

お客さんの中には、ファイナルファンタジーのキャラクターのコスプレで来場している人も少なくありませんでした。さすがヨーロッパ、自由で良いですね。

ケフカのコスプレをした人が、最前列に座っており、指揮者にいじられていました(笑)

 

中盤では、最新作「ファイナルファンタジー16」の北米版主人公の声優さんが登場。会場は大歓声でした。

 

 

【パブ・レストラン】The Canal House Bar & Restaurant

 

こちらも、バーミンガムで人気のパブ&レストラン「The Canal House」。

その名の通り、バーミンガムカナル、川沿いにあるお店。立地や雰囲気だけでなく、料理も評判が良いです。

ビンや花瓶を使ったユニークなシャンデリア。天窓から自然光がさしていて、店内は明るいです。

 

長いカウンター。

メニューはこちら。パブ飯の定番サンデーローストも提供されています。

まずはビール。

辛口チキン。スイートチリソース添え。ピリ辛で美味しいです!お酒が進む。

カラマリ(イカのフライ)。出来立てアツアツ。

 

こんな素敵な雰囲気の、大人数グループ用のテーブルもありました。

映画・ドラマの撮影セットか?と思うほどおしゃれですね~(*_*)

 

ロンドンからバーミンガムまでは、高速バスや電車で2時間ほどで行くことができます。バーミンガムのバスターミナルは大きく、イギリス各地からのバスが到着していました。

以上、バーミンガム旅行記でした。バーミンガム観光の際は、ぜひ紹介しました素敵なパブに行ってみてください(^^)/

 

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