【ロンドン比70%減!】月間の支出予算4.0【@東京】

お金
この記事は約9分で読めます。

 

ロンドンでの海外駐在を終え、東京に帰ってきました!

 

ロンドンでは高い家賃や物価、外食代に旅行等々で毎月の予算は
4,472ポンド(今のレートで82万円!)。

 

さすがに金銭感覚がおかしくなってしまっていたので、このたび東京での支出予算を策定しました。

(宣言をすることで、我が家も予算超過しないように心がけたいと思います)

 

今東京に住まれている方、新生活をされる方の参考なればと思います。

 

これまでの予算(@ロンドン)

過去の予算記事はこちら。

 

 

 

 

予算金額は、日本での奨学金返済250ポンドも加味すれば、現在のレートで

 

3,068ポンド(56.3万円)

 

3,029ポンド(55.6万、メリハリ付けて調整)

 

4,472ポンド(82.1万円、大散財…)

 

と、「経験にお金を使う」という名目でエスカレートしていっています…

 

海外駐在が終わり、もろもろ手当もなくなりますので、ここらで金銭感覚を矯正したいと思います。同じ感覚で散財すれば破産まっしぐらです…

 

最新予算4.0(@東京)

今回策定した予算4.0(@東京)は以下の通りです。

 

 

ロンドンでの予算と比べ、約58万円(!)カット、実に70%(!)の削減です!

 

これまで予算を策定するときは、「毎月これだけ飲み食いしたい!」、「これだけ買い物をしたい!」という発想を出発点にしていましたが、今回からは「なりたい姿」、「あるべき姿」の逆算を意識しました。

 

具体的には、「2024年から始まる新NISAに世帯で満額(年720万円)突っ込むには」(ありたい姿)、「月の支出はこれくらいであるべきだよね」(逆算)という発想です。

 

とはいえ、程度は少し押さえていますが引き続き「経験には惜しみなくお金を使う」方針は継続しています。

 

ケチケチしすぎて資産「しか」ない老人になるのは避けたいと考えています。

 

以下、各項目へのコメントです。

 

交通費:1.0万円(ロンドン比▲0.4万円、▲27%)

出不精の夫婦ですが、土日は1,000円/(日・人)を想定しています。

 

ロンドンでの生活を経て、なんだかんだ外に出て色々な経験をするのは大事かな、と感じ始めています。

 

通信費:0.4万円(ロンドン比▲1.0万円、▲72%)

ロンドンのSIMは安かったですが、最近の日本は格安SIMは相当安いですね。

 

我が家ではIIJmioを使っています。

 

初めは通信速度が心配だったのですが、全く問題なく使えており、もう大手キャリアを使うのが当たり前の時代は変わったんだなーとしみじみ感じています。

 

また、東京でのインターネット回線ですが、家賃に組み込まれているため通信費としては無料です。ロンドンの頃に55£(約1万円)も出して使っていたネットよりも、今の方が通信速度が爆速で快適なうえ、無料…。ありがたい限りです。

 

日用品:1.0万円(ロンドン比0.4万円、+82%)

新生活が始まったばかりで何かと必要で、それなりにかかってしまっています。

 

東京での生活が落ち着いてきたら、予算を見直していきたいと思います。

 

水道光熱費:1.5万円(ロンドン比▲0.7万円、▲32%)

日本では電気・ガス代が高騰していますが、ロンドンの頃を比べると大分マイルドな気がします。

 

ロンドンの家は古ければ古いほどいい、とされている節があり、築年数が進んで暖房効率の悪い家(しかも一戸建て)を借りてしまった日には、光熱費だけで5万円超えることもザラにあるようでした(同僚談)。

 

東京での予算「1.5万円」は連日の猛暑日でエアコンをかなり使ったベースの金額なので、今後は落ち着いてくれると願っていますが、一旦この金額で予算化したいと思います。

 

日用品同様、予算が落とせるようでしたら、浮いた金額を一部外食等に充ててメリハリある支出にしていきたいなと考えています!

 

教養費:2.0万円(ロンドン比▲2.8万円、▲58%)

ロンドンに居たころは、「経験にはお金を使う」という大義名分のもと、ロンドンや海外旅行先で積極的にオペラや美術館、博物館を訪問しており、当時は4.8万円の予算を見ていました。

 

 

 

 

こちらも様子を見ながら金額を変えていくことになりそうですが、週4,000円ペースくらいを見ています。

 

交際費:2.5万円(ロンドン比+1.9万円、+354%)

旧友や同僚との飲み会が増えており、大幅に増枠しました。

 

ロンドンでは、定時後にサクッとパブで済ませることが多かったのですが、日本では(良くも悪くも?)じっくりと飲み食いするため、頻度・飲み会単価が増加し、予算比で5倍弱となりました。

 

食費(外食):4.5万円(ロンドン比▲6.5万円、▲59%)

我々夫婦は飲み食いが好きなので、ロンドンでは月に11万円(!)の予算を付けて信じられないくらい散財をしてきましたが、東京では大胆に「外食は週に1万円まで!」をスローガンにきっちりと管理できたらな、と思っています。

 

もちろん、外食をせずに頑張った週があれば、次の週は2倍の予算で奮発することも可能です。そのあたりはメリハリをつけつつ適度に楽しみ、節制しすぎて息苦しくならないようにできたらと考えています。

 

食費(自炊):2.0万円(ロンドン比▲1.3万円、▲39%)

妻の最大限の協力もあり、ロンドンでは相当頑張った予算になっていましたが、東京でも引き続き「2.0万円」というチャレンジングな予算を立てていきたいと思います。

 

 

平日は自炊、土日は外食を絡めたプチ贅沢、といった「メリハリ」で乗り切ろうと思います!(とは言っているものの、実際に生活していく中で「あ、2万じゃ無理だ…」となったら、適宜予算を修正していきたいと思います)

 

食費(酒):1.5万円(ロンドン比▲0.2万円、▲9%)

毎週「ちょっといいお酒」を買って、妻とのんびり晩酌するのを前提に予算化しています。

 

ウイスキーもワインも個人的には5,000円くらいも出せば十分に美味しいお酒が手に入ると思うので、予算金額で十分すぎるかな、と考えています。

 

一方で、手軽に、且つ大量に買ってしまうチューハイやビールは抑えめにしていこうと考えています。メリハリですね。

 

家賃:3.3万円(ロンドン比▲24.2万円、▲88%)

ロンドンの予算比からの減額に一番貢献してくれているのが家賃です!

 

ロンドンではとにかくとにかく家賃が高く、駐在員一同疲弊しておりました…

 

現在はありがたいことに会社の補助もあり、首都圏とは思えない格安の金額で住むことができています。補助無しでは軽く10万円を超えてしまうので、住むだけで毎月7万円以上節約ができていることになります!この金額の一部は外食等に回すことで、「抑えるところは抑える、使うところは使う」といったメリハリある支出にしていきます

 

経営陣の皆様には感謝でいっぱいです。精一杯勤めさせて頂きます!(?)

 

娯楽費(交通):0.0万円(ロンドン比▲8.8万円、▲100%)

前述の交通費に一本化いたしました(予算:1.0万円/月)。

 

格安航空や高速鉄道を駆使して、欧州のいろんな国を訪問しました。

 

かなり散財してしまいましたが、いまだに妻と晩酌しながら思い出話に花を咲かせられるので、個人的にはいいお金の使い方をしたな、と思っています(≒思い込むことにしています…笑)

 

 

 

 

娯楽費(宿泊):11.0万円(ロンドン比▲11.0万円、▲100%)

こちらは特に予算化しておらず、気が向いたら旅行/宿泊するくらいのつもりでいます。

 

妻曰く「海外旅行飽きた、疲れる」とのことで、ここまで言わしめるほどに経験にを買えたのはよかったのかな、と思っています(≒思い込んでいます)

 

奨学金返済:4.6万円(ロンドン比±0.0万円、±0%)

学部、院と奨学金を借りていたので月の返済額が大きくなっていますが、個人的には全く後悔していないです。

 

実家は割と貧しかったので、奨学金は本当にありがたかったです。

 

かつての自分に、「将来の返済は俺がするから今しかできない体験を思いっきり楽しめ」と言ってあげたいものです。

 

(ちなみに、当時学生の私は「将来の俺が返すから使いまくるわ(笑)」くらいの感じで人生の夏休みを謳歌していました。グッジョブ。

 

学歴を金融商品と考えた時の利回りをシミュレーションしてみましたので、こちらもご覧ください!

 

 

さいごに

 

数か月前の予算から70%カット、実に58万円の出血を抑えるという、
ギャグみたいな状況になっています。

 

改めて見返すと海外駐在は異常な環境でしたね…。

 

東京に帰ってしまったので、これまでのようになんでもかんでも散在するわけにはいかないです。

 

興味ないものへの出費は抑え、好きなものには重点的にお金を使う…

 

まさに「メリハリ」を付けて、過度にケチケチせず経験にはお金を使って楽しい生活を送っていきたいです!

 

また定期的に予算を見返そうと思っています!またご報告させてください。
(反動で次期予算が散財モンスターになってたらウケますね)

タイトルとURLをコピーしました