12月といえばクリスマス。
キリストの生誕祭、イギリスではクリスマスディナーを楽しんだりして、家族・親戚と過ごします。年末年始のハッピーニューイヤーパーティは友人と楽しく過ごすそうです。(日本と逆ですね)
せっかくのイギリス暮らしということで、日本式クリスマスディナーのケンタッキーではなく、海外っぽいクリスマスディナーを楽しむことにしました!
スーパーで手に入りやすい食材で、家庭で簡単に作れる料理ばかりです。写真と共に紹介していきます。
サーモンとマッシュルームの塩レモンディルソース
ハーブのディルとクリームを合わせたサーモン料理です。
ジャガイモやフィットチーネなどの、炭水化物と一緒に食べても美味しいですよ(*’▽’) 今回は余ったクリームソースでパスタを作りました。他の料理で使い切ることができるので、生クリーム多めで作ってもOKです。
【材料】
- サーモン
- マッシュルーム
- レモン
- 醤油
- 白ワイン
- 生クリーム
- ディル(生)
どの食材もイギリスでは、日本と比べて安いものばかりです。
マッシュルームは300gで95p(約150円)、生クリームは300mlで1.1£(約165円)、レモンは1個35p(約53円)。レモンはまとめ買いすれば(3,4個ネットに入ったもの)もっと安いです。
日本と違うなぁと特に思うのは「ハーブ」。生のハーブが種類豊富かつお手頃価格です。
この料理ではディルを使います。2,3回の料理に分けて使い切れるくらいの量が入って85p(約130円)でした。
↓↓その他の食品のお値段については以下記事にまとめています。よろしければ!
【作り方】
- 水気を切ったサーモンに、レモン・塩・醤油・白ワインをまぶす。耐熱容器に生クリーム・塩・レモン・ディル(みじん切りにしたもの)を入れて混ぜて、マッシュルームを混ぜ合わせる。
- 耐熱容器のマッシュルームの上に、サーモン・ディルをのせて200℃のオーブンで20分焼く。
焼く前↓
混ぜ合わせてオーブンに放り込んで焼くだけ!簡単です。
イギリスではハーブが安い&安い賃貸でもビルトイン大容量5段オーブンがあります、
日本にいたころはハーブを使ったおしゃれオーブン料理なんて作ったことが無かったのですが、節約にもなるし簡単に作れるおしゃれ料理なということで頻繁に作るようになりました。
鶏肉とブドウのロースト
表面の鶏皮はパリッ、中のもも肉はふんわりジューシー。ローストされて甘味が増したぶどうとの相性が最高なこちらのオーブン料理。
ハーブやパセリなどの緑を最後に散らすと、見た目が華やかになります。
【材料】
- 鶏モモ肉
- ブドウ
- じゃがいも
- 玉ねぎ
- にんじん
- ニンニク
- ローズマリー
- 白ワイン
- 醤油
- 薄力粉
- オリーブオイル
ブドウは500gで1.25£(約190円)でした。
写真のように「Wonky」と書かれた商品は、「正規の商品より見た目が不揃い・悪い」という理由で安いです!
ローストしてしまえば、くしゃくしゃになりますし見た目は問題ありません!料理に使う分にはこちらの訳あり野菜・フルーツで十分です。味も問題ありませんし、見つけたら買うようにしています(*’▽’)
【作り方】
- 鶏モモ肉に塩コショウで下味をつける。ニンジン、ジャガイモ、玉ねぎを切る(拍子木切り、くし切りなどお好みで)。ニンニクを1片だけ薄切りにする。
- 薄切りにしたニンニクをオリーブオイルで炒め、鶏肉を入れて皮目をこんがり焼いていく。皮目に焼き目が付けばOK。
- 鶏肉を取り出したフライパンに、野菜・薄力粉・白ワイン・ローズマリーを入れて、フタをして蒸し焼き。塩コショウ・醤油で味を調える。
- 耐熱容器に野菜とニンニク(皮付きのままでOK)を敷き詰めて、その上に鶏肉をのせる。ブドウも乗せてオリーブオイルをかけて、200℃のオーブンで20分焼く。
焼く前↓
七面鳥の丸焼き
人生で一度は作って見たかった七面鳥の丸焼き!
日本ではなかなか作る気になりませんが、大容量オーブン・大容量食洗器があり、スーパーで山のようにターキーが売られているイギリスだから作ってみました!
【材料】
- 七面鳥
- 塩
- コショウ
- 砂糖
- ローズマリー
- バターまたはオリーブオイル
- ニンニク
- ブライン液(水・塩・コショウ・砂糖・ローズマリー。好みによって材料は様々。)に12時間~24時間漬け込む。
- 七面鳥にバターまたはオリーブオイル、ニンニクを塗って190℃に余熱したオーブンに入れ、まずは2時間加熱。15分おきにバターまたはオリーブオイルを塗る作業を繰り返す。
- 220℃のオーブンでもう1時間加熱。
スーパーにはずらりと、ロースト用の七面鳥・チキンが並びます!
七面鳥は1kgあたり3.5£というお値段で、様々な大きさのものがありました。
今回買ってきたのは、4.5kgの七面鳥。買ってしまったものの、たぶん2人で食べる大きさではないですね(;’∀’)
スタッフィングという、七面鳥の中にジャガイモ・玉ねぎ・マッシュルームなどを詰め込んで焼くことが一般的とのことです。今回は他の料理もたくさんあるため、中に詰めませんでした。
15分おきに鶏皮に油を塗る作業が大変でした(;’∀’) 来年はこんなに大きい七面鳥ではなく、もっと小さいチキンで簡単に作りたいと思います…w
黒ビールと一緒に乾杯!
飲んでみた英国ビールはこちらの記事で紹介しています↓↓
クリスマスプディング
イギリスの伝統的なクリスマスケーキ「クリスマスプディング(Christmas pudding)」
数か月前から熟成させて作られたこのケーキは、ブランデー・ラム酒がばっちり効いた風味、味は濃厚で芳醇です。
こちらはWaitroseのクリスマスプディング。
12か月熟成の100g2£(300円くらい)のクリスマスプディング。ブランデーV.S.O.Pを使用した贅沢な一品です!
ブランデーがしっかりときいたアルコール感強めの大人向けのケーキです!美味しい!
紅茶といただくのも良いですが、ブランデー・ウイスキー・ホットワインと食べるのがイギリス流のようです。
↓↓各スーパー、百貨店のクリスマスプディングを食べ比べしてみました
ミンスパイ
クリスマスプディングと同じくクリスマスに食べるお菓子として有名な「ミンスパイ」
ミンスパイ(mince pie)は、数種のレーズン類に柑橘系ピール、りんご、ナッツ、ブランデー、ナツメグ、クローブ、シナモン、ミックススパイスなどのスパイス類を漬け込んだもの「ミンスミート」を詰めたパイです。
イエス・キリストの誕生を祝う意味合いがあり、かつては上面部に切り口を入れてイエスを表す小さな像を入れて焼き上げていたとか。
クリスマスの2か月まえから、スーパーでたくさん見かけるようになります。
↓↓ミンスパイを食べ比べしてみた記事はこちら
以上、2021年パワたま家のクリスマスディナーでした。
料理だけでなく、クリスマスの過ごし方や町の様子も日本とは違って新鮮でした!
豪華なクリスマスイルミネーション、クリスマスイベントや1年で最大の大特価セールもあり、この時期の旅行はおすすめです。気温も東京よりは暖かいですし(*’▽’)
ここまで読んでいただきありがとうございました!
Youtubeにも、イギリスのクリスマスの様子を紹介していますので、よろしければご覧ください(^^♪