【オーストリア旅行】ウィーン観光 見どころ紹介③

オーストリア
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音楽と芸術の都、オーストリアのウィーン。

美しい街並み、オーケストラやオペラ座、栄華を極めたハプスブルク家の宮殿、カフェ文化など…観光名所がたくさんあります。

そんなウィーンのおすすめ見どころ、費用、ホテル、グルメなどを写真と共に紹介します!

 

前回記事はこちら↓

ザッハトルテの名店、文化遺産に登録されているウィーンのカフェ文化、シュニッツェル発祥の地の有名店など、「グルメ・食べ物」を紹介しています。

 

前回記事に引き続き、オーストリア・ウィーン観光の見どころを紹介します。今回その③記事では「ホテル、スーパー、お土産」編です。

 

ホテル

ウィーン旅行で宿泊したホテルを紹介します。

ホテル・アンバサダー

ウィーン中心部、地下鉄シュテファンスプラッツ駅、地下鉄カールスプラッツ駅まで200mの好立地にある「ホテル アンバサダー」。

ケルントナー通りのショッピング街、シュテファン大聖堂、ホーフブルク宮殿、ウィーン国立歌劇場といった主要観光スポットが徒歩圏内にあり、観光にぴったりのホテルです。

 

無料Wi-Fi、館内にレストラン・バーあり、ペットの同伴可能です。宿泊予約サイトの評判も良いです。

 

シャンデリアが煌めく、豪華なロビーです。

楽譜が額縁に入れられています。楽譜がインテリアになるなんて、さすが音楽の都ウィーンですね(*_*;

 

YouTube動画でも紹介しています。よろしければご視聴・チャンネル登録をお願いいたします(^^)/

 

天井が高いです。

アトリウムのバーではカクテル、コーヒー、軽食を楽しめます。

ドイツの女優・歌手のマレーネ・ディートリヒや、『トム・ソーヤーの冒険』の著者として知られるアメリカの小説家マーク・トウェインなどの、著名人も宿泊したことがあるそうです。

 

 

部屋はこちら「クラシックダブルルーム」。2人1泊1室、消費税・市税込みで166ユーロ(約24,000円)でした。宿泊予約サイトのブッキングドットコムで予約しました。

広々としたエレガントな客室はそれぞれ異なる内装で、厳選されたアンティークが飾られています。

エアコン、無料バスアメニティ、バスローブ、スリッパ、ヘアドライヤー、衛星テレビ、ミニバー、セーフティボックスが備わっています。

 

部屋には、栓抜き、コーヒーカップ、ワイングラス、シャンパングラスが完備されていました。スーパーで買ったワインを部屋で楽しめます♪

バスローブ

 

髭剃りシェーバーは部屋のアメニティにはありませんでしたが、フロントに電話すると持ってきてもらえました。

 

朝食ビュッフェ会場へ。レストランではオーストリア料理と季節の料理を楽しめます。テーブルからは歴史あるノイアー・マルクト広場を見渡せます。

朝食付きの宿泊プランでなくとも、約3,600円で朝食をつけることができます。

 

卵料理各種、自家製のクレープやオートミールもあるようです。

 

朝食ビュッフェはこちら。チーズとハムの種類が多いです。

 

サーモンやサバの燻製。イクラやキャビアなどの魚卵。

スクランブルエッグ、ゆで卵。

 

シリアルは7種類も。

 

フレッシュジュース各種。

 

紅茶やハーブティーは、ウィーンの紅茶商「デンメアティーハウス(DEMMERS TEEHAUS)」のもの。高品質の茶葉のみを取り扱うデンメアティーハウス。日本では六本木に店舗があります。

ホットミルクのサーバーもありました。

 

トースト、デザートのプリン。

 

なんとスパークリングワインも好きに飲んでいいようです。ドイツのヒルトンでもそうだったように、欧州のホテルの朝食ビュッフェでは、スパークリングワインがあることが多いですね。

「ヒルトン・ケルン(Hilton Cologne)」宿泊記【ドイツ・ケルンのホテル】
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ハムやソーセージなどの加工肉、いろんな種類のチーズとピクルス…。ワインにぴったりな最高のおつまみが並んでいますし、これは朝から飲むしかありませんね(*_*;

 

白トリュフオイルや、クルミを圧縮して作られたウォールナッツオイルなどの調味料。

 

まずはスパークリングワインで乾杯です!

 

朝から飲んで食べる罪悪感を少しでも中和しようと、気休め程度にサラダをとってきました。

 

夫はお構いなしに、燻製サーモン、イクラ、キャビア、ハムなどの豪華おつまみプレート(*_*;

 

美味しかったようで、おかわりの2皿目へ。魚卵たっぷり、贅沢な痛風おつまみプレートです(;’∀’)

ちゃんとしたホテルの朝食ビュッフェらしく、1人3,600円と高価な朝食ですが、スパークリングワインと美味しいチーズ・サーモン・いくらが食べられて満足度が高い朝食でした。

お酒好きな方には、特におすすめです♪

 

 

Kolbeck Rooms

ウィーン10区、シュテファン大聖堂から地下鉄で5分の場所にあるホテル「Kolbeck Rooms」。

最寄り駅からの距離は200m、ウィーン中央駅からは徒歩わずか5分という交通の良い場所にあります。建物の1階にはレストラン・バーがあり、朝9時から朝食が提供されています。

 

無料Wi-Fi、ペット同伴可能。近辺にはショッピングセンター、マーケット、レストランが数多くあるのも便利です。

 

部屋はこちら、コンフォートダブルルーム。2人1泊1室、消費税込みで89ユーロ(約13,000円)でした。

先ほどのホテルアンバサダーと比べると、宿泊料金は半分ほど。アメニティや部屋の設備も簡素なものです。ウィーン旅行でホテル代を節約したい人向けのお宿ですね。

 

ヒーターや二重窓があったりと防寒はちゃんとしているようですが、調整可能なエアコンはありませんでした。ヨーロッパでも猛暑になる異常気象の昨今、夏のシーズンにここに泊まるのは大変かもしれません(;’∀’)

 

バスルームもシンプル。ハンドソープとボディソープはありました。シャワーのお湯の温度と水圧は問題ありませんでした。

 

各フロアには自動販売機。ジュースだけでなく、オーストリアで人気・定番のビール「ゲッサー」もありました♪

 

朝9時よりも早い時間にチェックアウトする場合は、建物入口にあるポストにキーカードを返却します。

 

 

スーパーでの買い物

ウィーンのお土産は、駅や空港にある観光客向けのショップでも買えますが、ちょっとしたチョコレートやコーヒーなどはスーパーで買う方が安いことも。

オーストリア名物のモーツァルトチョコレートは、スーパーで買う方が安かったです。観光地や空港・駅などで販売されている化粧箱入りのものだと3倍以上の値段がしていました(;’∀’)

 

また、滞在中は現地の生鮮食品に挑戦してみるのも楽しいです。ホテルの部屋に買って帰って、食べたり飲んだりするのもおすすめです。

ビニール袋は有料であることが多いので、買い物へ行くときはショッピングバッグを持参しましょう。

 

オーストリアのお店はどこも夜19時ごろには閉まってしまうことが多いのでご注意ください。スーパーで買い出しをするなら、18時前には入店することをおすすめします。

 

オーストリア・ウィーンのお土産については、こちらの記事で詳しく紹介しています↓

【厳選11品・定番お土産!】オーストリア・ウィーン お土産紹介
音楽の都、オーストリア・ウィーン。 そんなウィーンのおすすめのお土産をまとめてみました。 定番のザッハトルテ、モーツアルトのチョコレート、コーヒー、貴腐ワイン、バイオリンリキュールなど…ばらまき菓子・スーパーで気軽に買えるものま...

 

 

BILLA(ビラ)

オーストリアのスーパーマーケットの一つ「BILLA(ビラ)」。1953年に設立したディスカウントスーパーチェーンで、ドイツ語で「安い店」を意味する「billiger Laden」を略称で「BILLA」と名付けられました。

国内に1,069店舗あり、もう一つのオーストリアのスーパーマーケット「SPAR」の1,538店舗に次ぐ規模で展開されています。

Instagram

 

野菜はロンドンの方が安いですね。

チーズと加工肉のコーナーは充実しています!生ハムやサラミなどの乾燥ソーセージであれば、ホテルの部屋で飲む際のおつまみにできますね。

 

パンコーナー。夕方以降だったので、割引セールされている商品がちらほらありました。ザクザクとしたハード系のパンが多いですね。

 

お寿司コーナーもありました。

欧州でも安く・安全に提供できるネタとなると、欧州のお寿司はどうしてもサーモンばかりになってしまいますね(;’∀’)

ただ、サーモンの質は良く、日本の都内のスーパーのパック寿司よりは美味しく満足度は高いです!

 

ワイン売り場。他のどの商品よりも、売り場が広かったです!

スパークリングワインが安いです!オーストリア名物の貴腐ワインもセールで安く販売されていました。

 

購入したものはこちら。部屋で晩酌セットです。

部屋にシャンパングラス、ワイングラスが完備されており、助かりました。

 

オーストリア・ウィーンのスパークリングワイン「Hochriegl Trocken」のハーフボトル、2.49ユーロ(約360円)。

 

燻製したスケトウダラのマリネ」、2.19ユーロ(約320円)。

そのまま食べるには塩分が濃いめです。クリームチーズを塗ったパンに乗せて食べると美味しいかと思います!

 

燻製した牡蠣のオイル漬け缶詰」、3.99ユーロ(約580円)。

強い燻製の香り。お酒の肴にぴったりです!

 

タコのサラダ」、6.99ユーロ(約1,000円)。

魚介系のお惣菜は少し高めで、成城石井でお惣菜を買うような価格帯でしょうか。少し酢がきいており、あっさりとしたタコのマリネという感じでした。

 

トマトとモッツアレラチーズ」、1.83ユーロ(約260円)。

夕方の半額セール品になっていたものをゲットしました。トマトは甘いフルーツトマト。バジルとオリーブオイルの味付けで、とっても美味しいです!

 

サラミ」、2.59ユーロ(約380円)。

 

七面鳥の胸肉ハムのサンドイッチ」、1.45ユーロ(約210円)。

ゴマやナッツがたっぷり入ったパンに、ハム・チーズ・ゆで卵など具がたっぷり入っています。見た目も味もばっちりなオシャレサンドイッチです。半額セールでゲット出来ました。

 

プロシュートパルマハム3種」、8.99ユーロ(約1,300円)。

14か月熟成、18ヶ月熟成、24か月熟成の3種類が1パックになった商品。贅沢な味比べができてしまいます。

 

Schwechater Bier」、1.01ユーロ(約145円)。

オーストリアで最も売れている缶ビール、シュヴェヒャトビール。クラシックなラガーで、調和のとれた酸味と繊細なホップの苦味があります。

 

Schwechater Bier」、0.95ユーロ(約138円)。

こちらもオーストリアの代表的なラガービールである「エッガーマーゼン」。マイルドなホップ、コクがありクラシックなラガーの味わいを楽しむためのビールです。

昔は、秋にビール醸造が行われていました。冬になるとビール樽は氷で覆われ、春になり氷が溶けた後、ビールを樽の中で熟成させるという方法で作られていたそうです。

 

Henkell Trocken Dry Sec Sparkling Piccolo」のミニボトル、2.29ユーロ(約330円)。

ドイツのスパークリングワインブランドの1つ。辛口のスパークリングワインです。

 

「trimmels spritzer」、2.49ユーロ(約360円)。白ワインのソーダ割りです。

オーストリアには、ワインを炭酸水や水などで割る飲み方があります。

レストランやカフェのメニューに必ずあるほど一般的な飲み物のようです。「他のグラスワインと比べて安いものがある」と思ったら、だいたいこの割り方をしたワインだったり(;’∀’)

アルコール度数が弱くなりあっさり飲めますので、夏の最初の一杯におすすめです。

 

 

SPAR(スパー)

こちらもオーストリアの大衆的なスーパーマーケットです。先ほどのBILLA(ビラ)よりも、少しだけ高級志向で値段・品質が良いものを取りそろえているようです。

 

 

ドイツの食品・飲料ブランド「クノール」の製品がいっぱい並んでいます。

スパーの自社製品もありました。

 

オーストリア・ウィーンのお土産として人気のチョコレートウエハース菓子「Manner」。空港や駅よりもずっと安いです。職場へのばらまき菓子におすすめです。

リキュールまで販売されていました。

 

「Monner」などのお土産お菓子は、こちらの記事で紹介しています↓

【厳選11品・定番お土産!】オーストリア・ウィーン お土産紹介
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小さい店舗でもワインの売り場は広いですね。

 

インスタントカップラーメン。

 

冷凍食品のザッハトルテ!

 

キッコーマンの調味料もありました。テリヤキソースなんて商品もあるんですね。

 

Wieselburger Gold」、0.85ユーロ(約120円)。

オーストリアのビール醸造所ヴィーゼルブルクの歴史は、17世紀半ばにさかのぼります。1650年頃にはすでに醸造所があった記録が残っているそうです。

こちらの「ヴィーゼルブルガー・ゴールド」は、黄金色の色合いとモルティなロースト香、そしてホッピーな後味が特徴です。

 

Zipfer Märzen」、0.81ユーロ(約120円)。

ツィプファーは、1858年以来、小さな町ツィプフで醸造を続けているビール醸造所です。

ミュールフィアテル産の天然ホップ「Magnum」と「Perle」を使用。淡い黄金色の色調で、フルーティーな香りがあります。

 

サラミ」、2.49ユーロ(約360円)。

 

プレッツェルスティック」、0.75ユーロ(約110円)。

日本のお菓子プリッツに似たお菓子です。大きめの粒の塩がたっぷりついており、かなり塩辛いです(;’∀’)

ビールにはぴったりですが、食べすぎは塩分過多になりそうなので要注意です。

 

ベジタブルチップス」、1.99ユーロ(約290円)。

ニンジンに似た根菜のパースニップ、タロイモ、スイートポテト、さつまいも(BATATA)のチップスです。塩分控えめで、野菜本来の甘さを感じられる美味しいお菓子でした。

 

 

ウィーンシティカード【公共交通機関の乗り放題フリーパス】

観光客におすすめの「ウィーンシティカード」。その内容は以下の通り

  • 美術館や劇場などの、210以上の観光地で使えるお得な特典
  • ウィーン市内の公共交通機関乗り放題フリーパス(24時間、48時間、72時間)
  • 空港・市内間のシャトルバス
  • ガイド付き市内ツアー

料金が上がるごとにオプションの内容は増えていきます。

各チケットのオプション内容、値段などの詳細は、公式サイトをご確認ください。公式サイト<https://www.austrian.com/xx/ja/vienna-city-card

 

今回、私達が利用したのは一番安いウィーン・シティカードで、”観光地で使える特典”と”公共交通機関乗り放題フリーパス”がセットになったものです。

チケット料金は、有効期限72時間で大人1人24.4ユーロ(約3,500円)でした。

乗り放題フリーパスだけのチケットもありますので、観光プランと照らし合わせてお得な方を選んでください(^^)/1回乗車券は2.4ユーロ、72時間乗車券は17.1 ユーロです。

 

駅構内にある、このようなチケット販売機で購入できます。クレジットカード決済可能です。

 

 

ウィーン2泊3日旅行にかかった費用は?

ウィーン2泊3日旅行にかかった費用は、約8.7万円/人

単位:万円

 

前回記事のその②「グルメ・食べ物編」で紹介した通り、オーストリア名物料理の評判が良いレストラン・カフェへいくつか行ってきました。評判が良く、少々値が張る飲食店を選ばなければ、外食費用はもう少し安く抑えられると思います。

 

宿泊費は3万円。片方は評判の良い朝食付き高級ホテル、片方は格安の素泊まりホテルに宿泊して、メリハリをつけたため、3万円ながらも満足度が高いものとなりました。

 

教養費の内訳は、モーツァルトオーケストラコンサート、ウィーン少年合唱団のチケット代金です。安い方の席のチケットばかりだったとはいえ、良いお値段しますね(*_*;

 

飛行機代はロンドン~ウィーン間のものです。格安航空のライアンエアーを利用しました。

ライアンエアーについてはこちらの記事で詳しく紹介しています↓

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以上、オーストリア・ウィーン旅行記ブログ記事でした。ご参考になれば幸いです。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

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