お土産に自宅用に、スーパーでもお求めやすいおすすめのイギリスのビールを紹介します!イギリス以外の国のビールについても紹介しています。
前回記事までに、たくさんの銘柄を紹介してきました。今回その32記事では、237~243番目のビールを紹介します。
美味しいビールを発見したら都度更新していくと思いますので、海外ビール好きな方はブログをちょこちょこ覗いてください(^^♪
英国といえばパブ。夜はビールを片手にサッカー観戦しているお客さんで盛り上がっています。(夜だけでなく昼間もビールを飲んでいるお客さんでにぎわっていますが…)
イギリス国民から愛されるビール。
税率20%ですが、スーパーで販売されているビールは1.5£~3£(約200円~450円)と日本と変わらない価格帯です。
ラガービールなどはキンキンに冷やされていますが、エールビールなどの適温が10度~常温のビールは、常温の棚に陳列されています。
前回記事はこちら↓↓
Shipyard American IPA
イングランドの醸造所「マーストン醸造所(Marston’s Brewery)」のビールです。
イングランド、スタフォードシャー州にある「Marston’s Brewery」は、180年の歴史がある国内トップクラスの大手ビールメーカーです。
こちらの「シップヤード・アメリカンIPA」は、アルコール度数5.0%のアメリカンIPAです。
アメリカンホップを使用し、グレープフルーツのような柑橘系の香り。クラシックな爽やかなアメリカンIPAです。
Japanese Rice Lager
デンマークのコペンハーゲンで2006年に設立された地ビール醸造所「ミッケラー(Mikkeller)」のビールです。
2006年、数学と物理の高校教師が、自宅で実験的に醸造をはじめたのが醸造所設立の始まりです。
現在では、国際的なビールコンテストで優勝したり、世界50カ国にビールを輸出するほどのビールメーカーに成長しました。
年間を通して生産されているビール銘柄以外に、期間限定・少量生産・地域限定生産といったものまで含めると、様々なスタイルの約2000種類ものビールをリリースしてきています。
こちらはアルコール度数5.1%のラガー。
原料に米を使用したというジャパニーズスタイルラガー。サラッとしており、軽くドライな飲み口です。
Kamenitza 1881
ブルガリアの小規模なビール醸造所「カメニツァ(Kamenitza)」のビールです。
1881年創業のブルガリアで最古のビールブランド「カメニツァ(Kamenitza)」。
サッカーブルガリア代表のスポンサーでもあります。現在は、多国籍飲料および醸造会社であるモルソン・クアーズが所有しています。
こちらの「Kamenitza 1881」は、アルコール度数4.4%のラガー。
苦味が強く、モルトとホップの存在感がある味わいです。炭酸は弱めで、口当たりはドライです。後味に少し酸味を感じます。
ブルガリアでは瓶や缶だけでなく、なんとペットボトルでもビールが販売されているそうです。
Patronus Premium Weissbier
ドイツの小規模ビール醸造所「Privatbrauerei Eichbaum(アイヒバウム醸造所)」のビールです。欧州のスーパーマーケットチェーン「Lidl(リドル)」から販売されています。
「The Eichbaum beer brewing company(アイヒバウムビール醸造会社)」は、1679年創業のドイツ・マンハイムにあるビールメーカーです。
アイヒバウム(Eichbaum)はドイツ語で「柏の木」を意味するそうです。
醸造所があるドイツの地元では大人気のビールメーカーで、地元の大学の卒業式に、醸造所の代表が招待されたこともあるとか。
恐るべし、ドイツ人のビール愛(;’∀’)(笑)
こちらの「Patronus Premium Weissbier」は、アルコール度数5.5%の小麦ビール(白ビール)です。
熟した果実、マイルドなスパイス、バナナ、甘いパン粉の香り。小麦ビールにしてはサラサラと飲める味わいです。
Morland Old Golden Hen
イングランドのサフォーク州を拠点とするグリーン・キング・ブルワリー (Greene King)のビールです。
ビールメーカーでもありながら、パブ、レストラン、ホテルなども経営しています。2019年に買収されるまでは、ロンドン証券取引所に上場していました。
アルコール度数4.1%のゴールデンエールです。
最高級のペールモルトと希少なギャラクシーホップを使用。淡い黄金色、ほのかなトロピカルフルーツの香り、滑らかな後味。風味と爽快感の両方を備えたビールです。
Hatherwood Craft Beer Company Porter
スーパー「リドル(Lidl)」で販売されているビールです。リドルはいろんなビール醸造所とのコラボ商品を出しています。
醸造元は、1828年に家族経営の会社として設立されたジェニングス醸造所(Jennings Brewery)です。
アルコール度数5.0%のポーターです。
ポーターは、黒ビールの一種で、焙煎した茶色麦芽を使用している点が特徴です。「ポーター」という名称の由来は、テムズ川でロンドン市内まで運ばれた物品を市内各所に配送していた人々(ポーター)から来ています。
フルボディで、コーヒーのような苦味がしっかりと味わえます。ほんの少しキャラメルのような甘味があり、じっくりちびちびと楽しめるポーターです。冷やしすぎない方が甘い香りを堪能できるかと思います。
Hazy Pale Ale (Vocation)
イギリスの大手小売企業「マークス・アンド・スペンサー(M&S)」で販売されている、ビールです。リドルと同様、様々なビールメーカーとコラボ商品を出しています。
醸造元は、イングランド、ウェストヨークシャー州にあるビール醸造所「Vocation Brewery」。
小さなビール醸造所として2015年に設立された「Vocation Brewery」。現在では、年間1,000万パイント以上を醸造、世界40カ国に販売するまでに成長しました。
”常に新しいことに挑戦”をモットーに、毎週1種類以上は新商品をリリースしているそうです。
こちらのM&Sで販売されているビール「Hazy Pale Ale」は、アルコール度数4.8%のニューイングランドペールエールです。濁った(Hazy)見た目。
モザイクとシムコーのホップを使用し、パイナップル・パッションフルーツ・松の風味を感じる、滑らかなペールエールです。
「Vocation Brewery」のこちらの同じスタイルのペールエールと比べると、本家が販売しているこちらの「Hop, Skip & Juice」の方が、爽やかなフルーティーな風味は強いです。
美味しいビールを発見したら、その都度こちらの記事を更新していきます。
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