ショートブレッド
ショートブレッド(Shortbread)は、イギリス、スコットランドの伝統的なお菓子です。
12世紀ごろからスコットランドで作られ、16世紀にこの菓子を好んだメアリー女王が命名したのだとか。
“short”は「食感がサクサク、ホロホロしている」という意味と、ショートニング(shortening、バターやラードなどの脂肪)が多く含まれているという意味があります。
日本ではウォーカーズ(WAKERS)のものが有名ですね。イギリスではたくさんのブランドから販売されています。
小麦粉・バター・砂糖の3種類の材料を3:2:1の配合が、基本のレシピ。シンプルな焼き菓子ながらとっても美味しいです(*’▽’)
今回はイギリスのスーパー「マークス&スペンサー(M&S)」のブランドのものを買ってみました。
成分表はこちら。
フィンガータイプのショートブレッド。12本入って1£(150円くらい)でした。
バターをたっぷりと使っているため、一口食べるだけでバターの良い風味が口いっぱいに広がります。満足度が高い分、カロリーも高いですが…(;’∀’)
フィンガータイプのショートブレッドだけでなく、色んな形のショートブレッドがあります。
ロイヤルファミリーのパッケージのショートブレッド缶もありました。
スティッキー・トフィー・プディング
蒸しケーキに温かいトフィーソースがたっぷりかかっている「スティッキー・トフィー・プディング(Sticky Toffee Pudding)」。「STP」と略されることもあります。
パブでも食べることができる定番のデザートで、アイスがのっていたりと、お店によってサーブの仕方がいろいろ違います。
成分表はこちら。
電子レンジでチンして温めてからいただきます。
蒸しケーキにはデーツが練り込まれており、ねっとりとした食感です。
トフィーソースがめちゃくちゃ甘い!です(*_*;
容器に入っていたソースの三分の二ほどにしましたが、それでも甘いです。このケーキ1つで、紅茶が何杯も飲めてしまいそうです。
ショートブレッドのように他のお菓子とは違い、日本ではなかなか味わえないものだと思います。イギリス観光の際はぜひチャレンジしてみてください♪
ミンスパイ
英国のクリスマスのお菓子で有名な「ミンスパイ(mince pie)」
ミンスパイ(mince pie)は、数種のレーズン類に柑橘系ピール、りんご、ナッツ、ブランデー、ナツメグ、クローブ、シナモン、ミックススパイスなどのスパイス類を漬け込んだもの「ミンスミート」を詰めたパイです。
紅茶、ホットワイン、シェリー酒、ブランデーと共に食べるそう。
こちらはイギリス国内では、テスコ、アズダに次ぐ大手スーパー「セインズベリー」のミンスパイです。
スパイスの効いたねっとり濃厚なミンスミート。甘酸っぱく、お酒が効いた味付けで大人向けのお菓子です。
イギリスの各スーパーのミンスパイを食べ比べしてみました。記事はこちら↓↓
クリスマスプディング
ミンスパイに続いて、同じくイギリスのクリスマスに欠かせないもの「クリスマスプディング(Christmas pudding)」
イギリスの伝統的なクリスマスケーキで、数か月前から熟成させて作られたこのケーキは、ブランデー・ラム酒がばっちり効いた風味、味は濃厚で芳醇です。
クリスマス時期になると、いろんなブランド、種類のクリスマスプディングが販売されます。
蒸したり、電子レンジなどで温めてから食べます。
こちらは、イギリスのすこし高級なスーパー「Waitrose」のクリスマスプディングです。12か月熟成の100g2£(300円くらい)のクリスマスプディング。ブランデーV.S.O.Pを使用した贅沢な一品です!
温めると部屋中にブランデーの香りが広がります。よりねっとり濃厚で、ちびちびと食べていくスイーツですね。
物によってはアルコール感がかなり強いため、大人向けのケーキです。
各スーパーのクリスマスプディングを食べ比べしてみました↓↓
以上、イギリスのスーパーで買えるお手軽お菓子の紹介でした。
その①では、お土産にしたい王道のイギリス菓子ばかりを紹介したので、次回記事その②では、イギリス駐在員にもおすすめできるお菓子を紹介しようと思います。
まだまだ、紹介しきれないほどたくさんの種類のお菓子があるイギリス。少しずつ追記していこうと思っています!
また、ブログを覗いてくださると嬉しいです(^^♪
ここまで読んでいただきありがとうございました。