【世界遺産】王立植物園キュー・ガーデン(Royal Botanic Gardens, Kew)その①

イギリス
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ロンドン南西部にある王立植物園「キュー・ガーデンRoyal Botanic Gardens, Kew」。

2003年に世界遺産に登録され、121haの広大な敷地内に3万種もの植物が植えられています。

暖かい春の4月に行っていきました。特別展「はらぺこあおむし展(The Very Hungry Caterpillar)」、園内の様子、お土産グッズを写真と共に紹介します。

 

 

 

【Location】Richmond, リッチモンド

 

キュー・ガーデンズ

キューガーデンは、1759年からテュークスベリーのケープル卿が造った、異国情緒あふれる庭園から始まったそうです。

その後、宮殿併設の庭園、王立植物園となり、2003年にはユネスコ世界遺産に登録されました。

世界のあるとあらゆる植物がジャンル別に集められており、

園内を歩いていると、北極圏の寒帯の植物から、高山地帯の植物、ジャングルの密林のような熱帯植物まで、世界中の植物を見ることができます。

121haもの広大な敷地内(東京ドーム30個分ほど)に3万種もの植物が植えられており、植物園という面以外にも研究機関としての一面も持ち合わせています。

キューガーデンは「世界で最も権威ある植物の研究機関」としても知られており、シード・バンク(Seed Bank、種子の遺伝子保存)で、地球規模の環境保護の最前線という役割も担っているのだそう。

 

植物や庭園だけでなく、キュー宮殿(Kew Palace)といった歴史的に価値のある建造物も多く、

イギリス重要建造物のグレードIの建物4棟、グレードIIの建物36棟があります。

 

チケット料金は時期によって異なるようです。2022年4月時のチケット料金は、オンライン予約で大人1人15£(約2,300円)でした。

アクセスは、地下鉄ディストリクト・ラインの「Kew Gardens」駅が最寄です。バス停もいくつか周辺にあるため、バスで行っても問題ありません。

 

とにかく広いので、1日で全てをじっくり見て回るのは難しいです!ホームページやエリアマップに記載の、季節の見どころを参考に、のんびりと回ることをおすすめします。

 

 

 

園内の様子

実際に行ってきました。お天気に恵まれて良かったです♪ロンドンでこの快晴は珍しいです。

東京ドーム30個分という広大な敷地ですので、入口は4か所あります。今回は、「エリザベス・ゲート」から入場しました。

入り口でオンラインチケット(QRコード)を見せて入場。手荷物検査はありませんでした。

 

2022年の4月2日から18日まで、特別展として「はらぺこあおむし展(The very Hungry Caterpillar ~Take a magical journey this Easter)」が開催されていました。

アメリカの絵本作家エリック・カールの、人気絵本「はらぺこあおむし」とコラボしたイベントで、絵本の世界を楽しめる散歩道があるとのこと。

そのせいか、来場者にはお子さん連れのファミリーが多いです。

 

YouTube動画でも紹介しています。

 

 

入場すると、鮮やかなチューリップが出迎えてくれます。

 

ナッシュ・コンサーバトリー(The Nash Conservatory)

グレードII指定の建物。元々はバッキンガム宮殿のために造られたものですが、1836年にウィリアム4世によってこちらのキューガーデンに移されたのだそうです。

以前は植物の展示に使用されていましたが、結婚式や写真コンテストなどのイベントに使用されています。

 

 

メディチ家の壺のレプリカ、というモニュメントのようなものもあります。

 

 

春の訪れを告げる黄色のラッパスイセンが咲いています。

 

 

時期が来ると、写真のような花壇になるようです。

 

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