【スコットランド観光】エディンバラ博物館(Museum of Edinburgh)

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モンティース

1698-9年年ごろのモンティース(Monteith)。テーブルでワイングラスを濯いだり、冷やしたりするのに使われました。

胴体に施されたリムとパンチングパターンは、ボウルの装飾と補強の両方を兼ねています。

 

 

スナッフ・マル(Snuff Mull)

1580年に設立されたエジンバラ訓練兵団の隊長たちの名前が刻まれた木製スナッフ・マル。銀のメダルにはエジンバラ訓練兵団の隊長の名前と就任日が刻まれています。

スナッフ・マルは、挽いたタバコと香油を混ぜたスナッフを入れるためのもの(嗅ぎたばこ入れ)です。

18世紀に流行となり、装飾が施された貴重なものであることから、19世紀にはコレクターズアイテムとなったそうです。

 

 

ローズボウル(Rose Bowl)

中央には、エディンバラ市を構成する4つのバラ(Burgh、スコットランドの公共の自治体)のそれぞれの紋章が刻まれています。

ボウルの外側の縁には、各バラのモットーが彫られています。1973年にこのエディンバラ博物館で開催された「エディンバラ・クラフツ」展を記念して製作されたものです。

 

 

ティーケトルとスタンド

1755年ごろに作られたティーケトルとスタンド。

このような初期のスコットランドのティーケトルは、注ぎ口にストレーナーを備えていることが多く、ティーポットのお湯を沸かすためだけに使われていたこの時期のイギリスのティーケトルとは異なり、お茶そのものを淹れるために使われていました。

 

ケトルにはロココ調のスクロール、花、葉、貝殻などが精巧に描かれています。

ロココ調とは、フランス国王ルイ15世の時代、1725年頃に登場した装飾スタイル。岩や貝の形をモチーフにしたロカイユ様式やグロット様式から影響を受けた部分もあるそうです。

ロココの主な特徴は、スクロールやスパイラルで構成された噴水、花輪、貝殻、海の生き物、昆虫、果物、極東の風景(シノワズリ)などを表現しているところです。

 

 

スコットランドのガラス工芸職人の作品が展示されていました。

カットガラスは、光を反射するその美しさから人気があり、さらに1枚作るのに手間がかかるものだったため、高価で人気のあるものだったそうです。

 

 

 

 

スコットランド、エディンバラの歴史に関連する資料や展示品が多く展示されている「エディンバラ博物館(Museum of Edinburgh)」

1時間ほどでひと通り観て回ることができるくらいの規模感です。ロイヤル・マイルを散歩する際に立ち寄ってみるのにちょうどいいかなと(*’▽’)

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

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