『ドナウの真珠』ことハンガリー・ブダペストへ3泊4日で旅行してきました!
フォアグラにワインに、世界遺産、温泉、世界一美しいマクドナルド、ハンガリー料理など…楽しみつくしてきました。
コスパ良い五つ星ホテルや、観光名所、かかった旅行費用などなどを写真とともにご紹介します。
ブダペストってどんな街?
中央ヨーロッパに位置する内陸の国「ハンガリー」。
観光名所としては、世界遺産でもあるドナウ川、国会議事堂や温泉など。スパ大国としても知られるほど各地に温泉があり、温泉の歴史は2000年。多くの環境客が温泉目当てにやってきます。
また、ハンガリーの治安情勢は、ヨーロッパの国の中では比較的良好。
ハンガリー・トカイ地方のワイン、トカイワインは、世界三大貴腐ワインの一つです。
トカイワインは、ルイ14世から「王のワインにして、ワインの王(Vinum Regum, Rex Vinorum)」と称されました。
ブダペストのレストランでは、あちこちで提供されており、贅沢に飲み比べもできてしまいます。
そんなハンガリーの首都「ブダペスト」は、ドナウ川河畔に位置する政治・文化・商業の中心都市です。
だれもが一度は聞いたことがあるであろうクラシック音楽「美しき青きドナウ」に登場するドナウ川が流れています。
そのドナウ川の西岸のブダ・オーブダと東岸のペストとが合併してできたのが「ブダ・ペスト」なのだそうです。「ブダペストのドナウ河岸とブダ城地区およびアンドラーシ通り」は世界遺産に登録されています。
食べ物・グルメ
【カフェ】Café Gerbeaud
最寄り駅は地下鉄駅「Vörösmarty tér」、ブダペスト中央市場から徒歩2分の場所にある、おしゃれな老舗カフェ「カフェ・ジェルボー/Café Gerbeaud」。
1858年創業のブダペストでも有名なカフェです。
オーストリア皇妃のエリザベートが、こちらのカフェのケーキがお気に入りだったという、歴史・伝統あるカフェ・パティスリーなのだそうです。
ケーキだけでなく、店内の内装・調度品も美しいと評判です。
高い天井から下げてあるシャンデリアが豪華です!
メニュー表はこちら。英語表記もあるので安心です。写真は少なめですので、ショーケースの前で選んでから注文するのがいいかもしれません。
サンデー(パフェ?)もあります。
ドリンクメニューはこちら。アルコールもあります。
注文したものが到着。
世界三大貴腐ワインのトカイワイン、3,690フォリント(約1,500円)、大容量のレモネード、3,090フォリント(約1,300円)。
貴腐ワインとは、「貴腐ブドウ」という極めて糖度の高いブドウを原料に造られた甘口ワインのこと。
貴腐ブドウは、果皮がボトリティス・シネレア という菌に感染することによって糖度が高まり、芳香を帯びたブドウです。栽培するのが難しい特殊なブドウで作られており、ワインの帝王と呼ばれるほど希少なものだとか。
オーストリアとハンガリーにまたがる世界遺産ノイジードラー湖周辺は、貴腐ワインの醸造地があることでも知られています。
ノイジードラーゼー湖による、世界でも他には見られない特殊な気象条件が、高貴な甘口ワインを造るための貴腐「ボトリティス菌」が発生する理想的な条件なのだそう。
オーストリアの貴腐ワインについては、こちらの記事で紹介しています↓
「ザッハトルテ(Sacher cake)」、3,450フォリント(約1,400円)。
マジパンベースのチョコレートスポンジに、アプリコットジャムとチョコレートコーティング。ザッハトルテはお隣の国オーストリアのケーキですが、ハンガリーでも本格的なザッハトルテが食べられるのは、やはり歴史的にも地理的にも関係が深い2国だからでしょうか。
本場ウィーンのカフェでザッハトルテを食べてきました。その様子はこちらの記事で紹介しています↓
また、YouTube動画でも紹介しています。
「ドボシュトルタ(Dobos Torte)」、3,450フォリント(約1,400円)。
ハンガリー起源のトルテだそうで、ぜひ食べておきたいと思い、注文してみました。スポンジケーキとモカ・チョコレートクリームの層になっており、上からカラメルでコーティングされているケーキです。口に入れた瞬間、チョコの層が溶けて、スポンジ・カラメルと調和します。大変美味でした。
ハンガリー国王フェレンツ・ヨージェフ1世兼オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の好物だったそうです。
以上で、サービス料15%を含めて、お会計は15,732フォリント(約6,500円)でした。
店内は広く、各部屋ごとに少しずつ内装の雰囲気が異なっていて、見てるだけでも心が躍ります。
美しい内装に感動して、店内を撮影するお客さんばかりでした。
ギフト用のチョコレートも人気なのだそうです。お酒が入ったボンボンチョコレートがイチ押しだそう。
【食べる国宝マンガリッツァ豚】Hot Stone Steakhouse Budapest
聖イシュトヴァーン大聖堂の近くの、評判が良いステーキハウス「Hot Stone Steakhouse」。
ハンガリーの食べる国宝こと、マンガリッツァ豚が食べられるレストランです。
「食べる○○」シリーズも、来るところまで来ましたね…。
外観はこちら。
店内はこちら。
こちらが「マンガリッツァ豚」の写真です。まるで仙人…。
ハンガリー固有の希少種「マンガリッツァ豚」。
霜降りで、豚なのに牛肉によく似た肉質と言われています。また、飽和脂肪酸量が少なく、ヘルシーで、消化にも良いのだそう。
2004年にはハンガリーの国宝に指定され、ハンガリーでは血統証明書付きで管理されているのだとか。まさに食べる国宝です。
マンガリッツァ豚のはく製?が飾られていました。(本物かどうか定かではないですが)
メニューはこちら。
まずは飲み物を注文。
ブダペストのラガービール、1,290フォリント(約500円)。
ブダペストのIPA、1,290フォリント(約500円)。
ハンガリーの国民食「グヤーシュ」、2,990フォリント(約1,200円)。
ハンガリーを代表するスープ料理です。牛肉とラード、タマネギ、パプリカパウダーなどが材料。
放牧や農作業をしていた人々が、外で大鍋で昼食用に作られたスープが起源なのだそうです。パプリカパウダーの風味が特徴です。野菜と牛肉の旨味たっぷりのスープで、日本人の好みにも合います。
グレーキャトル(ハンガリー種の肉用牛)のテンダーロインステーキ250g、13,990フォリント(約5,800円)。
ハンガリー固有の肉牛「Hungarian Grey」のステーキ。貴重な固有種ブランド牛です。
指定された餌・飼育方法・加工法などでないと、灰色牛として認められないのだそうです。決して安くない理由がよくわかりました(;’∀’)
脂肪分は少なく、赤身が多いです。ですが、見た目に反して、肉質は驚くほど柔らかく食べやすいです。
マンガリッツァ豚のロースステーキ250g、8,990フォリント(約3,700円)。
豚肉とは思えないほど、肉質が柔らかいです。焼いて調理した後の肉質も柔らかくて驚きました。そして、豚肉特有のにおいはほとんどありません。さすが国宝にされるだけはありますね(;’∀’)
壁には、有名人がこのお店の料理を食べている合成写真?のようなものがたくさん飾られていました。
1枚目を見たときは「え!オバマ大統領もきたの…?」と思っちゃいましたが…さすがにエリザベス女王でフェイクだと気付きました(笑)
【レストラン】Felix Kitchen&Bar
ドナウ川西岸、ブダ城(ブダ宮殿)近くにある、リバーサイドレストラン「Felix Kitchen&Bar」。
口コミ・評判がとても良かったので、予約して行ってきました。グーグルマップによると、高級店の部類に入るようです。
外観はこちら。遠くから見てもすぐ分かるほど、目立ちます!
ドナウ川沿いにあるレストランのため、対岸の国会議事堂が見えます。対岸から見ても、すごい存在感ですね(;’∀’)
着席。
メニューはこちら
グラスワインは1,100~3,700円ほど。
前菜は1,600~3,700円、メイン料理は3,700~4,100円ほど。
店内の様子はこちら。照明もほどよく、いい雰囲気です。
せっかくなので、ハンガリーのワインを注文してみました。白と赤。
ハンガリーの国民食でおなじみのグヤーシュスープ。
アスパラガスの前菜。ハンガリーではポピュラーな野菜なのでしょうね。ブダペスト中央市場で、ホワイトアスパラが並んでいるのを見かけました。
アスパラは、甘みが強く、たっぷりの水分を含んでいてジューシー!筋がなくて柔らかくとっても美味しいです。
続いてメイン料理。
鴨の胸肉のお料理。カリフラワーのクリームには、いちごとナッツが添えられています。
ヨーロッパヘダイ(Dorade)のグリル。タルタルソースとアスパラガス。皮目がパリパリとして香ばしかったです!タルタルソースも濃厚で美味です。
以上で、お会計は42,010フォリント(約17,000円)。
ハンガリーの物価を考えると、かなりの高級店でございました!しかし、お値段に見合うほどの、スタッフの丁寧なサービス&お料理のクオリティだったと思います。
【世界一美しいマクドナルド】ブダペスト西駅のマクドナルド
ブダペスト西駅の一角にあるマクドナルドは、「世界一美しいマクドナルド」と呼ばれているそうです。気になったので行ってみました!
たしかに、外観も内観も美しいです!駅を手がけたのはパリのエッフェル塔の建築家なのだそう。
入口に入ってからの景色はこちら。
アーチ型の天井が美しいです。
日本とは違うメニュー内容。海外旅行先であえてマクドナルドを食べるのも、それはそれで楽しいのかもしれません。
ホテルに持って帰って食べることにしました。後述で紹介するコスパ良し五つ星ホテルから、歩いて行ける距離にありました。
クリスピーチキンのハンバーガーセット、3,380フォリント(1,400円)。
ナゲットは、8個入りで1,660フォリント(約680円)。
日本で買うよりお値段は高めです。ハンガリーのビッグマック指数は日本より高いようです。
ちなみに、いろいろな国でマクドナルドを食べましたが、イタリアが断トツで美味しかったです!
イタリアでは、マックと有名シェフが毎年タッグを組んでいるそうです。
【ハンガリー料理店】Frici Papa
地元の方に人気のレストラン「Frici Papa」。観光客向けの価格設定のお店とは違い、比較的お手頃価格でハンガリー料理を提供するお店です。
まずはビールを注文。500mL瓶一つでそれぞれ849フォリント(約350円)です。
注文してすぐに料理も到着しました。
お店の方に人気メニューを聞いたところ、こちらの「ローストポークのきのこソースがけ」をおすすめされました。料金は、3,398フォリント(約1,400円)。
肉のうま味と、きのこの香りの相性ぴったりの濃厚ソース。ジャスミンライスがすすみます。
ハンガリー料理では、メインの肉料理の隣に、ライス・ポテト・パスタなどを添えたものが多いです。
鶏肉とパプリカの煮込み料理。3,398フォリント(約1,400円)。
ハンガリー料理の定番のようです。鶏むね肉と、パプリカ、玉ねぎ、トマト、サワークリームなどを煮込んだ料理。
うま味たっぷりクリーミーなシチューといった感じでしょうか。お隣は、短いパスタがそえられています。とっても美味しいです!!
ビールもすすみます。
お会計は、サービス料10%込みで、10,275フォリント(約4,200円)でした。
お手軽な値段で地元の方に愛されているハンガリー料理を食べるなら、「Frici Papa」も行けば間違いないと思います。
観光名所
ブダペスト国会議事堂
ブダペストのシンボルの一つであり、世界で3番目に大きい国会議事堂である『ブダペストの国会議事堂』。
建物長268m、幅123m、高さ96m。ハンガリーの建国1000年記念として1904年に完成した、ドナウ川沿いに堂々とそびえる建築物です。
ゴシックリバイバル(ネオゴシック)建築。夜はライトアップされ、昼間とはまた違った一面を見せてくれます。
見学ツアーが開催されているそうです。人気だそうですぐ予約枠は埋まってしまうとか。早めの予約がおすすめです。
後述のディナークルーズからも、国会議事堂がよく見えるのでおススメです!
【世界遺産】鎖橋とブダ城、ドナウ河岸
ハンガリーの首都ブダペストは、都市の中央をドナウ川が流れる、「ドナウの真珠」と呼ばれる美しい水都です。
ドナウ川の西側にはブダ城(ブダ王宮)があり、東側には商業都市ペシュトがあります。その東西を結ぶべく、1849年に最初にかけられた橋が、上の写真にある「鎖橋」です。
「ドナウの真珠」、「ドナウの女王」、「東欧のパリ」などのたくさんの異名を持つブダペストは、こちらの鎖橋無しには完成しないといえるでしょう。
また、写真の地域一帯は、「ブダペストのドナウ河岸とブダ城地区およびアンドラーシ通り」として世界遺産に登録されています。
ブダペスト中央市場
ブダペスト最大の屋内市場である「ブダペスト中央市場(ハンガリー語: Központi Vásárcsarnok)」。
1897年に完成した、ネオゴシック様式建築の3階建ての屋内型市場です。1階には、肉や野菜などの食料品、香辛料、フォアグラやトカイワインなどのハンガリー特産品が販売されています。地下にはスーパーマーケットや、海鮮類、漬物などがありました。2階には土産物店や食堂が並んでいます。
営業時間は、朝6時から夕方くらいまで。夕方になるとほとんどの店が早めに店じまいするので、午前中に訪問することをおすすめします。日曜・祝日は休場です。
ハンガリーといえばパプリカ。シチュー、サラダなどハンガリー料理にはかかせない食材です。おおきくて瑞々しいですね。
パプリカを乾燥させて粉末状にした調味料「パプリカパウダー」は、お土産として有名です。
マイルドでほろ苦く香り高いのが特長のパプリカパウダー。保存もきくし、可愛らしくラッピングされており、お土産にぴったりです。
こんな真っ赤に熟れた大きなイチゴが、たっぷり入って、日本円で1,000円くらい。お値打ちです!
しわしわなキノコ「アミガサタケ」。キャラクターの哀愁漂う顔がなんとも言えませんね…(笑)。
魚よりも、お肉屋さんが多かった印象です。いろんな部位が所狭しと並べられています。
ソーセージと一緒に並べられている、もこもことした毛むくじゃらの豚は、ハンガリー固有の希少種「マンガリッツァ豚」です。
霜降りで、豚なのに牛肉によく似た肉質と言われています。また、飽和脂肪酸量が少なく、ヘルシーで、消化にも良いのだそう。
2004年にはハンガリーの国宝に指定され、ハンガリーでは血統証明書付きで管理されているのだとか。そんな貴重な豚を食べていいのだろうか、という気持ちにさせられますが、こちらの市場で購入することもできますし、ブダペスト市内のレストランでも食べることもできます。食べる国宝ですね。
ハンガリーはフォアグラの名産地。日本で買うよりも、三分の一~四分の一くらいの値段で売られていました!高級食材が驚くような安さで食べられます(;’∀’)
フォアグラはハンガリー語でLibamáj (リバマーィ)。1kgで14,500フォリント(約5,900円)。日本の通販だと16,000円ほどするので、かなりお値打ちです!
すき焼き用のちょっといい国産牛肉よりも、安くフォアグラが買えます。
フォアグラは缶詰商品もいろいろとありました。
「格安のフォアグラ」という、矛盾した光景に驚きます。
2階のお土産売り場には、いろんな雑貨が売られていました。
こちらはチェス盤。
ハンガリーはチェスが強いことでも有名です。わずか15歳で史上最年少のチェスグランドマスターとなった、ハンガリーのチェス選手ユディットポルガルは、歴史上最強の女性チェス選手と言われています。
2階にはレストラン・イートインもありました。
中には、フォアグラを使った料理を安く食べられるお店もあるようです。フォアグラ料理やトカイワインなど、ハンガリー特産の高級食材高級ワインを、日本でよりも安く楽しめるとは最高ですね。
ただし、一人前がなかなかのボリューム感なのでご注意ください。
中央市場の建物の外観はこちら。
ハンガリー三大陶磁器の名ブランド「ジョルナイ」の瓦も使用されているそうです。外観からも歴史を感じます(*_*)
【世界遺産】ドナウ川ワインディナークルーズ
”美しき青き”ドナウ川を、美味しいハンガリー料理とトカイワイン、そして三重奏の生演奏を楽しみながらクルージングできるという素敵なツアー「ブダペストワインテイスティングディナークルーズ(Wine Tasting Dinner Cruise Budapest)」。
国会議事堂やブダ城などの観光名所を眺めつつ、世界遺産に登録されているドナウ川周辺を優雅にクルージングできます。
予約サイト<https://budapestrivercruise.com/budapest-7-tier-wine-tasting-cruise>
乗船時間は、17~19時まで。チケット料金は、105ユーロ/人でした。
料金には、7種類のワインテイスティングが含まれています。その中には、世界三大貴腐ワインの一つ「トカイワイン」も含まれているとか。
オンラインで予約申し込みしました。集合場所は、事前にメールで連絡してもらえます。
クルーズ開始の20分前には集合場所にいる必要がありました。
いざ乗船!
ハンガリー国旗のカラーでデザインされていてかわいいです。
乗船してすぐに、ウェルカムドリンクとして、スパークリングワインを一人一杯受け取りました。
さらに席に案内されると、すぐに1杯目のワインを持ってきてくれました。
トカイの代表的品種「フルミント」の、辛口白ワインです。
続いて2杯目の白ワイン。
ヨーロッパブドウの白ワイン用ブドウ品種「ピノ・グリ」の白ワイン。軽くて飲みやすいです。
ワインは既にチケット料金に含まれていますが、追加で飲み物・食べ物を注文することもできます。
メニューはこちら。
しばらくして見えてきたのは、『ブダペスト国会議事堂』。
世界で3番目に大きい国会議事堂です。
美しい建物をバックに、乾杯!
夜はライトアップされ、また違った印象に。ライトアップされた国会議事堂を見るために、遅い時間帯のクルーズツアーもいいですね(*’▽’)
だんだんと日が沈んでまいりました。
西岸に見えるのは『ブダ城(ブダ王宮)』
写真の地域一帯は、「ブダペストのドナウ河岸とブダ城地区およびアンドラーシ通り」として世界遺産に登録されています。
続いて3杯目はロゼワイン。
伝統的なオーストリア品種の「ブラウフレンキッシュ」のロゼワインです。さわやかな酸味があります。
4杯目の赤ワイン。
赤ワインとともに、追加料金で注文していた料理が到着しました。
スープは、ハンガリーを代表するスープ料理「グヤーシュ」(2,490フォリント、日本円で約1,020円)。
伝統的なビーフシチュー(3,490フォリント、日本円で約1,430円)。
牛肉の旨味とコクたっぷりで、美味しいです!
肉や野菜のうま味など…ハンガリー料理は日本人の好みに合う!
お隣に添えられているのは、ダンプリング・ニョッキ(小麦粉に水を加えて練ったもの)です。主食の炭水化物、日本人にとっての白米のようなものでしょうか。
鶏もも肉のロースト(3,490フォリント、日本円で約1,430円)。
お隣にはたっぷりのジャガイモが添えられています。こちらのお料理も美味しいです!
続いて、5杯目の赤ワイン。お肉料理に合います。
6杯目は、世界三大貴腐ワインの一つ「トカイワイン」が登場です!
フランスの太陽王ルイ14世から 「王のワインにして、ワインの王(Vinum Regum, Rex Vinorum)」と称され、様々な王侯貴族から愛されてきたトカイワイン。
フランス ボルドー地方のソーテルヌ、ドイツのトロッケンベーレンアウスラーゼと並べて、『世界三大貴腐ワイン』と呼ばれています。
6杯目のトカイワインは、サモロドニ(Szamorodoni)とラベルに記載されています。これは、貴腐ぶどうの粒と貴腐化していないぶどうの粒を選別せず、房ごと収穫したぶどうを用いて作られるワインのことだそうです。
ハンガリーのワイン法では、サモロドニの熟成期間は最低2年(樽熟成1年)と定められています。
貴腐ぶどうの割合によって、甘口~辛口の度合いが変わるようです。こちらは、エーデシュ(Edes)と記載されているので、甘口タイプ。
飲んでみるととっても甘くて美味しい!お酒が苦手な方でも、飲みやすいかもしれません。
続いて、7杯目もトカイワイン。
ラベルには、アスー(Aszú)と記載あり。アスー葡萄は、一房ごとに丁寧に選果され、貴腐菌が完璧に付着しているもののみを収穫したぶどうのこと。
もう一つ記載があるのは「3 puttonyos」。「プットニョシュ(puttonyos)」とは、ブドウを運ぶための桶のことで、桶には26キロのブドウが入ります。そして、136リットル入る樽の中に何杯の桶(プットニョシュ)を入れるかを表す単位として、トカイワインのラベルには「プットニョシュ(puttonyos)」が記載されています。
ハンガリーのワイン法では、アスーの熟成期間は、樽熟成18ヶ月と定められています。
比べるとこの通り。
左が熟成期間が最低2年(樽熟成1年)サモロドニ。右が樽熟成18ヶ月のアスー。熟成期間が長い方が、色が濃く、また、味も香りも濃いです。
世界遺産と観光名所を巡るクルーズに、ハンガリーのワインが7杯もついた魅力的なクルーズツアー。
さらに、船内では弦楽器のヴァイオリン、ヴィオラ、チェロによる弦楽三重奏の生演奏まで楽しめます!
一度は聞いたことがある有名なクラシック音楽をひたすら演奏してくれます。
ひと通り演奏した後は、客席をまわり、お客さんのリクエストした曲を演奏してくれます!
せっかくのドナウ川クルーズということで、「三大ワルツ」の一つ、『美しき青きドナウ』をリクエストしてみました。本当にこの距離感で演奏してくれます!!
三重奏を聴きながら、世界遺産の絶景を背に、トカイワインをいただくなんて…なんという贅沢!
2時間のクルーズが終わり、船を降りる際には、次の2巡目のクルーズ客を迎える準備がされていました。
クルーズ終了後はすっかり暗くなっておりました。ドナウ川周辺がライトアップされて、キラキラと綺麗ですね。
セーチェーニ温泉
ブダペスト市14区にあるヨーロッパ最大の温泉「セーチェーニ温泉(Széchenyi gyógyfürdő)」。
ハンガリーといえば…、というほど有名な観光地です!
屋内屋外に30種類ほどの温泉がある、男女混合の温泉施設です(水着着用)。温泉以外にも、マッサージやエステ、個室のプライベートスパなど、幅広いスパサービスを備えています。着替えブースはちゃんと男女別にわかれています。
営業時間は、平日は7~20時、週末は8~20時。
事前に公式サイトでオンライン購入したチケット料金は、11,900フォリント(約4,900円)/人でした。季節により、料金の変動があるようです。今回訪問した時期は、4月でした。
1913年に建設されたバロック・リヴァイヴァル建築の建物です。
中央の屋外プールはこちら!圧巻です!
セーチェーニ温泉名物、温泉チェスもありました!
渦の中は、流れるプールのように水流があり、子どもからご老人まで楽しく流されていました(笑)
訪問した4月のブダペストの気温は、最高気温12℃ほど。東京より2~3℃低いくらいでしょうか。
屋外・屋内にいくつもの種類の温泉があるこちらのセーチェーニ温泉。その温泉の温度は、それぞれ異なります。
屋外プールの温度は、26~30℃で調整されているようでした。天気がよく日差しがあるため、屋外で水着姿で居ても、まったく寒くありません。
屋外温水プールのプールサイドには、このようにたくさんの休憩スペースがあります。昼寝をしたり、日焼けをしたり、みなそれぞれリラックスしている様子。
屋内にも様々なプールが用意されています。さすがはヨーロッパ最大の温泉スパ施設です。
なんとこちらは、ビールスパ!
ビールスパは、ホップ・ビール酵母・バスソルトなどを配合した入浴剤を入れた温泉につかりながら、45分間ビール飲み放題のスパです!
入場チケット料金には含まれておりませんので、追加料金を支払って受けるサービスです。1人で1つの湯舟を利用する場合は47ユーロ(約7,600円)、2人で1つの湯舟を利用する場合は87ユーロ(約14,000円)。2人で利用した方が、一人あたり300円ほどお得ですね。
空いている時間帯だったためか、特に事前予約をしていなくとも、当日利用することができました。
照明がホップの形でかわいいです。
バスタブに投入する入浴剤はこちら。
ビール酵母、ホップなどのビールスパらしいものと、バスソルトをはじめお肌と体に良いとされる入浴剤たちが配合されているようです。
いざビールスパへ!
湯船に漬かりながら、キンキンに冷えたビールが飲めるよう、手を伸ばせば届くところにビールサーバーがあります。
ビールスパというだけあって、バスタブはビールの仕込み樽のようなデザインです!
入浴剤投入。
さっそく注いで…
乾杯!!
ピルスナータイプのビールです。キンキンに冷えてて美味しい!
ビールのおつまみとしてスナック菓子も準備されています。日本のお菓子プリッツのようなスナック菓子でした。
ビールを飲んでいたら、お腹が空いたため、施設内の食堂へ。
食堂および飲食店は、お昼時だけでなく、一日中大混雑しておりました(;’∀’)
利用客の多さに比べて、飲食施設は少ないです。一極集中しているような印象。
やっとの思いで注文できた料理がこちら。
どちらも、肉と野菜を煮込んだシチューとご飯。料金はそれぞれ2,522フォリント(約1,000円)。
シチュー、ハヤシライスのようなコクと甘みがあり、美味しいです。日本人の口に合います。
市内のレストランで食べる料理と比べると、少々高め。観光施設の中の食べ物ですから、仕方ありませんね。
混雑するうえ割高。温泉施設内で食事をするより、食事をとってから、または温泉の後に食事の方がおすすめかもしれません。
施設のマップはこちら。温泉をぐるっと囲むように、更衣室があります。
更衣室はこちら。入場時に受け取ったリストバンドに、更衣室の番号がふられています。
更衣室は思っていたよりもずっと清潔感がありました。お掃除スタッフの数が多いです。
ちゃんと内側から鍵がかけられるようになっています。
更衣室にはドライヤーもありました。
水着やタオルを販売しているお店もあります。
セーチェニー温泉オリジナルのせっけんが可愛らしかったです。お土産によさそうですね。
ゲッレールト温泉
1918年に完成した、ブダペストを代表する温泉施設の一つ「ゲッレールト温泉(Gellért Gyógyfürdő)」。
世界遺産「ブダペストのドナウ河岸とブダ城地区およびアンドラーシ通り」の一部である温泉施設です。かつてはブダペスト一番の高級スパ施設だったそう。
お隣にはゲレールトホテルがあります。ホテルから温泉へは、部屋から水着とガウンで向かうことができて便利だそうです。
こちらがゲッレールト温泉施設の入り口。外観からいかついですね(;’∀’)
内部はこちら。
ステンドグラスの高い天井が印象的です。
スリッパやタオル、石けんなど入浴に必要なアイテムも販売されています。
更衣室・荷物置き場はこちら。内からも外からも鍵をかけられるようになっています。
高い円柱の柱はゴージャスで優雅。アールヌーボー様式の内装。太陽光が入るようにデザインされています。
アニメ「ご注文はうさぎですか?」のシーンに登場するらしく、聖地巡礼の地としても有名なのだそうです。
モザイクタイルの床も素敵です。
温度高めの40℃の温泉もありました。
こちらの内装・天井も素敵です!
8つの温泉だけでなく、サウナや水風呂、マッサージサービス、屋外スイミングプールもあります。
屋外にも温泉があります。
屋内の40度の温泉に入ったあとに、屋外で涼めば、血行が促進されていい気持ちです。
これが「整う」ってこと?!
水深が深い屋外プール。冬場は閉鎖されていますが、夏場は使用できるようになるみたいです。
足を消毒するための設備がありました。綺麗好きの日本人もにっこり。個人的に衛生面を気にしていたのですが、ブダペストの温泉はどこも衛生面はしっかりしていて、安心して利用できました。
聖イシュトヴァーン大聖堂
壮大なローマ カトリック教会「聖イシュトヴァーン大聖堂」。
1851年から1905年にかけて建造された新古典主義様式の建築物です。高さは96メートル。
名前の由来は、聖遺物箱に収められている右手のミイラの主、ハンガリー王国の初代国王イシュトヴァーン1世だそうです。
近くの通りからもよく見えます。
ブダペストの街並み
他のヨーロッパの街と比べて、ゴミがあまり落ちておらず、綺麗・清潔でした!
スーパーでもお土産になりそうな商品はたくさん揃っています。
定番のパプリカパウダーや、トカイワインなど。
ハンガリーは刺繡も有名ですね。カロチャ刺繡やマチョー刺繡など、地域によっていろんな刺繡があるそうです。
カラフルな刺繡が施されたスニーカー。ハンガリー特産の赤パプリカがデザインされていて、とっても可愛いです。
スーパーの缶飲料コーナー。
500mlのビールは、299フォリント。日本円にすると、120円!!
日本のジュースよりも安くてびっくりしました。
ルービックキューブが飾られています。実は、ルービックキューブはハンガリー生まれなのだそうです。
ハンガリーの建築家であるルビク・エルネーが、ルービックキューブの生みの親。建築学の教え子に、3次元幾何学を説明するために考案した立方体が原型になっているそうです。
1977年に発売したところ大ヒットし、現在は世界大会が開催されるほど世界中で楽しまれています。
ホテル
【空港近くで便利】イビス スタイルズ ブダペスト エアポート(Ibis Styles)
ライアンエアー航空が利用している、ハンガリーのブダペスト空港(リスト・フェレンツ国際空港)から徒歩4分のホテル「イビス スタイルズ ブダペスト エアポート(Ibis Styles)」。
早朝便や深夜便の場合に、使い勝手がいいホテルです。今回の旅で、私たちがブダペスト空港に到着したのは23時過ぎだったので、利用させてもらいました。
イビスは、大型ホテルチェーンのアコーが展開するエコノミーホテルで、ヨーロッパ諸国を中心に数多く立地しています。
宿泊料金は、2人1泊ダブルベッド&朝食付きで、88.98ユーロ。
23時すぎと遅い時間でしたが、フロントでしっかりチェックインの対応をしてもらえました。スタッフさんの接客もよかったです。
バー、カフェもありました。
ロビーには、レモン水、紅茶やコーヒーなどがセルフサービスでありました。
朝食会場はこちら。
翌朝、朝食会場にはおいしそうなパンが数種類並んでいました。
ホテルおすすめのこちらのチョコレートロールパンは、「カカオーシュチガ(Kakaós csiga)」と呼ばれるハンガリーの朝食では定番のパンなのだそうです。(Kakaós)はカカオ、(Csiga)はカタツムリという意味。たしかにカタツムリみたいで可愛いですね(^^♪
外はサクサク、中はしっとり。たっぷりのチョコレートの甘さと、シナモンの風味がたまりません。
ハンガリーの定番の朝食というこちらのチョコレートロールパンは、なんとブダペスト郊外の小さな町、ゲド(Göd)が発祥の地だそう。
空港近くのよくあるチェーンのホテルでしたので、朝食はあまり期待しておりませんでしたが、ローカルな食べ物を提供してくれてるなんて嬉しいですね(^^)
自分で作るワッフルメーカーもありました。
スライスされたバターが出てくるマシン。
出来立ての あつあつワッフルに、バターをのせて
メープルシロップをかけていただきました。
宿泊費一人あたり45ユーロで、なかなかの満足度でした!
【五つ星ホテル】Mystery Hotel Budapest
19世紀に建てられた宮殿を利用したという五つ星ホテル「ミステリーホテルブダペスト(Mystery Hotel Budapest)」。
ブダペストの3つの主要鉄道駅の1つであるニュガット駅(Nyugati)の目の前という好立地なホテルです。
チェックイン時間は14時からと早め、そしてチェックアウト時間は13時まで。長く滞在できる&したくなるラグジュアリーなホテルです!
宿泊料金は、デラックスキングルーム、2人1泊で、227ユーロ(約36,700円)でした。
ホテルの建物は、19世紀にハンガリーのフリーメイソンによって建てられたものだとか…(;’∀’)ホテル名にミステリーとあるだけあって、謎と神秘にあふれていますね。
入口の外側にシャンデリア!入る前からファビュラスです。
ロビーはこちら。
中央は吹き抜けとなっていて、天井からは自然光がさしています。
ホテル内にはジャグジーバスやサウナなどのスパ設備までありました。さすがスパ大国ハンガリーです。
デラックスキングルームの部屋がこちら。
コーヒーマシン、ミニバー付き。
クローゼットはこちら。
トイレ。
シャワー、洗面台。
バスタブはついていません。日中にこれでもかと温泉に浸かっていたので、シャワーで十分でした。
シャンプー、石けんなどのアメニティは揃っています。
清掃の依頼は、こちらのほうきの形をしたストラップ?をドアにかけるようです。可愛いですね(*’▽’)
ベッドサイドには、レトロな電話機。チョコレート。
廊下
朝食会場は、こちらのグレイトホール。眩しいシャンデリア、解放感ある高い天井の装飾も素敵です。
クッションや壁掛けの絵画には、モナリザや青いターバンの女など、名画がプリントされています。
こちらのホールにあるバーもおすすめのようです。
ハムやベーコンなどの加工肉、チーズ。
オリーブやピクルス、パプリカにクリームチーズをつめたものなど。
サラミ、スモークサーモン
パン各種
ハチミツは英国王室御用達ジャムのチップトリーのもの、赤チェックの瓶ジャムでお馴染み「ボンヌママン」のジャム。
チーズ各種。
ハム各種その2。
温かい食べ物もありました。
ソーセージ、野菜炒め、スクランブルエッグなど。
甘いフレンチトースト、チョコチップ入りのパンケーキ。
フルーツ、シリアル、ドライフルーツ。
チーズケーキやヨーグルト。
チーズケーキの一切れが大きいです!(;’∀’)一切れで一日分の砂糖を摂取してしまいそうです。
ネスプレッソ各種。
紅茶は、紅茶の産地スリランカの紅茶ブランド「ディルマ(Dilmah)」
スパークリングワインもありました!
気になった食べ物をお皿に盛ってきました。お皿のデザインも素敵で、より美味しそうにみえます!
朝食会場は混んでおらず、ゆったり過ごせるのもよかったです!
他のヨーロッパの国の朝食だと、塩辛いものや脂っこいものが多く、朝から胃が疲れてしまうような食べ物が多いですが…
味が濃すぎることもなく、辛すぎることもなく、日本人の好みにそう遠くない味付けで、食べやすかったです。
スパークリングワインで、朝から夫婦二人で乾杯!
お酒を飲むならば、少し塩味のあるハムやサラミなどの加工肉はかかせません。
部屋も綺麗で、豪華な朝食付きの五つ星ホテル。それで18,000円/人とは、コスパ良いですね(*’▽’)
チェックアウトの時間にも余裕があるので、ゆったり朝食をとり、部屋に帰ってゆっくり準備できました。
【アパートメントホテル】Pipa Apartment
ブダペスト中央市場のすぐそばにあるアパートメントホテル「Pipa Apartment」。
観光地にアクセスが良い立地にありながら、料金は安く、そして清潔感があり快適に過ごせました!
宿泊予約サイトのBooking.comで予約できました。
アパートメントホテルとは、
室の内部にキッチンがあり、冷蔵庫などの家電製品が設置されている宿泊施設のことです。ホテルと賃貸住居の中間のような施設ですね。
フロントは無いためチェックインはオンラインで完結することが多いです。事前にメールやSMSで連絡があったパスワードを、エントランス・入口のセキュリティで入力することで、中に入ることができます。
キッチン用品・食器が備え付けてあるため、地元のお店やマーケット等で買った食材を調理して食べることができます。個人的には、旅行というより、その土地に住んでいるかのような感覚が味わえる点が好きです(^^♪
アパートメントホテルのメリットとデメリットを、個人的な考えではありますがまとめてみました。
【メリット】
- 宿泊料金が割安
- キッチン用品・食器が備え付けてあるため自炊できる
- 賃貸住宅のような雰囲気で、まるでその土地に住んでいるような経験ができる
- 料金が格安&自炊で節約もできるため、長期滞在におすすめ
【デメリット】
- 通常のホテルのフロントが無い&常駐している人がいないため、困った場合は管理者に電話して対する必要がある&セキュリティ面で心配など
- 朝食はついていないことが多いため、自分で手配する必要がある
エントランスはこちら。いかにもホテルという感じではなく、街中に溶け込んでいます。
建物の中央には、このような中抜きになっていました。日が良い感じに差しており、東ヨーロッパらしい素敵な雰囲気です。
部屋に入ると、キッチン。奥に寝室が見えます。
もうこの時点で、ブダペストの賃貸アパートに住んでいる感覚でワクワクしますね(*’▽’)
寝室はこちら。1ベッドルームのアパートメントです。
ブッキングドットコム経由で予約して、宿泊料金は2人1泊、74ポンド(約11,800円)でした。
横幅は広くはありませんが、天井が高く、窓が大きく自然光がたくさん入るからか、広く感じます。
キッチンまわりはこちら。
IHコンロが2口。
シンクも綺麗に掃除されていました。
電子レンジがあるのはありがたいです。
食器、調理器具など。
塩、コショウ、オリーブオイルなどは一通り揃っていました。
ヨーロッパの賃貸ではよくある、大きなビルトインの食洗器。
これがあれば、食器の油汚れも楽々に落とせるので便利です!油べっとりのめんどくさい後片付けが無いと、オーブン料理や肉料理も挑戦したくなりますよね。
冷蔵庫
紅茶やコーヒーも用意されていました。
バスルーム、トイレはこちら。バスタブもありました。
タオル類もきちんと用意されていました。
シャンプー類もいろいろ。
いろんな人が使ったシャンプーを使うことに抵抗感がある方は、アメニティ類は持参することをおすすめします。
せっかくキッチン備え付けの、アパートメントホテルに宿泊するのですから、現地の食材で料理に挑戦してみました!
アパートメントホテルすぐ近くの、ブダペスト中央市場で食材を購入してきました!ブダペスト最大の屋内市場が近いと、このように利用できて楽しいですね!
このフォアグラの大きさ、おわかりいただけるでしょうか。フォークと比較してみました。重量はおよそ800g!
絶対1日で摂取してはいけない脂肪量だ…
怖いから調べないでおこう
中央市場で売られていたフォアグラは、1㎏あたり14,500フォリント(約6,000円)。日本で買う3分の1ほどの値段で買えました。
牛肉も購入しました。この量で2,643フォリント(1,000円)!お肉も安くてびっくりです!
フォアグラとトリュフを贅沢に使った料理「ロッシーニ」を作っていきます!
まさか人生で、ロッシーニを作る日がくるとは…(;’∀’)
というか、フォアグラが余るなんてことがあるんですか?
下処理・味付けした食材をフライパンで焼いて、
完成!
アスパラガスも安かったので、付け合わせの野菜として買ってきました。
赤ワインと合わせれば、優勝です!!!
交通
空港からブダペスト中心地まで
空港のバス乗り場から、ブダペスト中心地までのバスが出ています。青色の飛行機マークがついたバスです。
バス停はこちら。100Eの路線のバスに乗れば中心地まで50~60分です。
チケットは、券売機で購入します。
100Eの路線バスの運賃は、2,200フォリント/人(900円/人)でした。
市内の移動には、便利でお得な乗り放題チケットがおすすめです!チケット有効時間内は、市内の交通機関(バス・地下鉄・トラムなど共通)が乗り放題です。
3日間(72時間)有効のチケットを購入。料金は、5,500フォリント/人(2,300円/人)でした。
100Eの路線バスには、こちらの乗り放題チケットが適用されないようなので、上記でご説明したとおり別で2,200フォリントのチケットを購入する必要があります。ご注意ください!
飛行機
飛行機の運賃は、イギリス・スタンステッド空港から、ハンガリー・ブダペスト空港(リスト・フェレンツ国際空港)まで、165ポンド/人。一か月前に予約しました。
使用した航空会社は、ヨーロッパ最強格安航空会社こと「ライアンエアー(Ryanair)」。
とにかく料金が安いです!
国際旅客数としては世界最大の航空会社で、コーポレートスローガンは「Low fares, Made simple(低運賃、シンプルに)」格安運賃を売りに規模を拡大し、現在、ヨーロッパの格安航空会社の中で最大の航路ネットワークを展開しています。
そんなライアンエアーを実際に利用してみての、メリット・デメリットはこちらの別記事で紹介しています↓
旅費
ハンガリー・ブダペスト、3泊4日旅行の費用は、13.2万円/人でした。
内訳は以下の通り。
教養費には、各観光地への入場チケットやそこで使用した費用を入れています。ワインクルーズ、ビール温泉の費用が半分以上を占めていますので、私たちのようなお酒好きでなければ、ここまで費用はかからないと思います!
食費に関しては、日本とあまり変わらないくらいの価格帯だったため、高級店に行ったりしても、6万円以内におさまりました。
宿泊費に関しては、五つ星ホテルからアパートメントホテルまで、色々な価格帯のホテルを利用したこともあり、2人1泊あたり平均2万円となりました。
レストランやホテルは、高級からお手軽なものまでメリハリをつけて利用した結果、13.2万円/人。
高級レストランや五つ星ホテルを利用しなければ、10万円/人くらいにまで抑えることもできそうですね。より豪華な旅にするのも良し。旅の幅が広がる、そんな旅行先だと思います!
ブダペスト旅行のご参考になれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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ハンガリーに近い国、オーストリアやドイツの旅行記も記載しています。