お土産に自宅用に、スーパーでもお求めやすいおすすめのイギリスのビールを紹介します!イギリス以外の国のビールについても紹介しています。
前回記事までに、たくさんの銘柄を紹介してきました。今回その23記事では、177~182番目のビールを紹介します。
美味しいビールを発見したら都度更新していくと思いますので、海外ビール好きな方はブログをちょこちょこ覗いてください(^^♪
英国といえばパブ。夜はビールを片手にサッカー観戦しているお客さんで盛り上がっています。(夜だけでなく昼間もビールを飲んでいるお客さんでにぎわっていますが…)
イギリス国民から愛されるビール。
税率20%ですが、スーパーで販売されているビールは1.5£~3£(約200円~450円)と日本と変わらない価格帯です。
ラガービールなどはキンキンに冷やされていますが、エールビールなどの適温が10度~常温のビールは、常温の棚に陳列されています。
前回記事はこちら↓↓
Soundwave IPA
イングランド、バークシャー州にあるクラフトビールブルワリー「Siren Craft Brew」のビールです。
2013年に設立されたマイクロブルワリーで、「Siren(セイレーン)」という名はギリシャ神話に登場するセイレーンから名付けられたもの。
セイレーンが複雑で重層的なメロディーの魔性の歌で船乗りを誘うように、複雑に原料に組み合わせてビールを醸造するという想いが込められているそうです。
この「Soundwave IPA」は、アルコール度数5.6%のアメリカンIPAです。
アメリカ産のホップをふんだんに使い、フルーツのような香りと、後味には繊細な苦味を残します。IPA好きにはたまらないトロピカルな香りです。
The Fabulist
イングランド、ウェストヨークシャー州のローカルブルワリー「Magic Rock Brewing」のビールです。
2011年に設立されたマジックロック・ブルーイングは、地ビールの伝統と活気ある米国のビールシーンからインスピレーションを得て、ビールを醸造しています。
この「ザ・ファブリスト」は、アルコール度数6.2%のヘイジーIPA。濁っている(=ヘイジー)見た目のIPAです。
トロピカルフルーツやシトラスの香り、マンゴーのような甘くジューシーな味わいが特徴です。
Glide
イングランドのウェスト・ヨークシャー州サルタイラー (Saltaire)にある、マイクロブルワリーの「SALT(ソルト)」醸造所のビールです。
小規模なビール醸造所ですが、賞を受賞するビールを醸造しています。
こちら「グライド」は、アルコール度数7.0%のヘイジーIPA。
トロピカルな甘さ、キウイ、ストロベリー、パッションフルーツに少し松の木の香りがバランスよく混ざった香りがはじけるビールです。モザイク、シムコー、ストラタホップを使用し、滑らかな口当たりで飲みやすいです。
アルコール度数が少し高いこともあり、香りと味わいをじっくり楽しみながら飲むビールかと思います。
Salitos Tequila
ドイツの国際飲料メーカー・流通企業「MBGグループ(MBG International Premium Brands)」の商品「ラドラー」です。
MBGグループは、世界58カ国で製品を販売しており、ベルリンに営業所、オーストリア、スペイン、デンマーク、ドバイに支社を持っています。
こちらの「サリトス テキーラ」は、アルコール度数5.9%のラドラーです。
ラドラー(Radler)は、ビールにレモネードやサイダーなどを加えたカクテルビールです。元々の意味は「自転車乗り」で、サイクリング客に愛好されたことからついた名なのだそうです。
こちらの「サリトス テキーラ」は、ビール58%、ライムテキーラ42%という比率。ドイツのプレミアムビールに、メキシコ産テキーラ、南米産のライムを加えたものです。
テキーラ・ビールの風味を優しく感じます。甘口でライムの爽やかな香りがします。甘いお酒が好きな人におすすめです。
Brooklyn Lager
アメリカ・ニューヨークにある、ブルックリン醸造所(Brooklyn Brewery)のビールです。
アルコール度数5.2%のラガー。
キャラメル風味のアンバーラガーで、ドライホップの香りが爽やかです。
2018年ワールドビアカップのアンバーラガーで金メダルを受賞しました。
Rodenbach Caractère Rouge
ベルギーのローカル醸造所「ローデンバッハ醸造所」のサワーです。
ローデンバッハは、1821年にローデンバッハ家により設立された醸造所です。
混合発酵の赤い色のビール、いわゆるフランドル・レッドブラウンを主に製造しています。上面発酵させたビールをオーク樽で熟成、乳酸菌による酸味が特徴です。
ビール通のマイケル・ジャクソンは、この醸造所を「国宝」と呼んでいたそうです。
アルコール度数7.0%のこのビールは、新鮮なチェリー、ラズベリー、クランベリーと一緒にマセラシオン(フランス語で”醸し”のこと)させて作られます。オーク樽でのマセラシオンの後、ビールは瓶の中で再醗酵させます。
ビール紹介記事は、次回その24に続きます。
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