夫のレージです。
昨今の電力代高騰・インフレを受け、絶賛生活費が高騰中です…。
ということで、9か月前に立てた支出予算を見直します。予算作成時の考えは以下の通りです。
『支出をできるだけ抑える』としつつも、『英国での人生経験や自己研鑽には惜しみなくお金を使う』という精神のもと、『平日はつつましく、土日はプチ奮発といったメリハリある支出』を意識。
ちなみに、人生で初めて作成した支出予算案は以下の通りです。
「支出をできるだけ抑える」としつつも、「ケチケチしすぎて心が貧しくなるのは避けたいので、英国での人生経験や自己研鑽(書籍等)には惜しみなくお金を使っていきたい!」
という考えで作りました。
- 過去3か月間の振り返り@英国
- 月間の支出予算3.0@英国
- 交通費:80£(1.2万円)→ £75(1.1万円)
- 通信費:64£(1.0万円)→77£(1.2万円)
- 日用品:100£(1.5万円)→30£(0.5万円)
- 水道光熱費:80£(1.2万円)→ 120£(1.8万円)
- 教養費:136£(2.0万円)→ 260£(3.9万円)
- 交際費:100£(1.5万円)→ 30£(0.5万円)
- カウンシルタックス:169£(2.5万円)→ 180£(2.7万円)
- 食費(外食):400£(6.0万円)→ 600£(9.0万円)
- 食費(自炊):160£(2.4万円)→ 180£(2.7万円)
- 食費(酒):90£(1.4万円)※据え置き
- 家賃:1,400£(21.0万円)→1,500£(22.5万円)
- 娯楽費(交通):480£(7.2万円)※新設
- 娯楽費(宿泊):600£(9.0万円)※新設
- おわりに
過去3か月間の振り返り@英国
赤字:予算オーバー
『支出予算2.0』での月の支出目標は42万円です。
6月/7月/8月の支出それぞれ65万円/52万円/75万円でした。
最近は海外旅行を積極的に入れており、出費が大変なことになっております。加えて、世界情勢の変化で光熱費の高騰・インフレのダブルパンチで生活費が圧迫されています。
これから策定する『支出予算3.0』では、これまで以上にメリハリのある支出を意識しつつ、海外旅行・インフレを織り込んで実態に即した予算にしようと思います。
8月収支報告
7月収支報告
6月収支報告
月間の支出予算3.0@英国
(※赤文字:予算増、青文字:予算減)
毎月の支出予算を2,779£→4,222£に修正しました。(約42万円→約63万円)!
支出額がかなり多くなってしまいましたが、
当初の想定以上に資産形成ができているため、ちょっと節約はスローダウンして妻との思い出作りに多めにお金を回している、という面もあります。
それぞれの項目について簡単にコメントします。
交通費:80£(1.2万円)→ £75(1.1万円)
過去3ヶ月の推移から平日の交通費は限定的なため微減しました。
尚、休日の旅行に伴う交通費は今回の予算から別途枠取り(娯楽費(交通))をしています。
通信費:64£(1.0万円)→77£(1.2万円)
物価だけでなく、通信費も当たり前に値上げされました。
内訳は以下の通りです。
自宅のWi-Fi+TV回線:44£→55£
スマホ2台分のSIMカード:20£→22£
日用品:100£(1.5万円)→30£(0.5万円)
ある程度身の回りの生活用具も揃ってきており、当初のようにかからなくなってきたので減額です。
モノより思い出。限られたお金の配分を考えていきます。
水道光熱費:80£(1.2万円)→ 120£(1.8万円)
昨今の世界情勢を受け、電気代・ガス代がドンドン高騰しています…!
10月から更に上がるとの話もありますが、一旦現状の価格を反映させました(+50%…)。
教養費:136£(2.0万円)→ 260£(3.9万円)
英会話:27£
書籍・博物館等:109£→233£
引き続き教養周りにはバンバンお金を使っていきたいと思います。
英国内・海外旅行で積極的に『経験』を買うようにしています。
以下、最近の経験です。
英国最大の日本フェス
ウイスキー蒸留所見学
イタリアのミラノ大聖堂
ドイツのブラウハウス(ビアホールレストラン)
交際費:100£(1.5万円)→ 30£(0.5万円)
飲み会の頻度を月1回に下方修正しました。
月2回の飲み会を想定していましたが、アフターコロナもあって飲み会は殆どないです。
本人もこんな感じなので、自発的に飲み会を開催することはかなり減りました。
配偶者を理由に毎回飲み会を欠席する先輩。「ノリ悪いなー」と思ってたのですが
結婚した今なら分かる。妻との時間が最高過ぎて全ての飲み会が霞んでしまうことに。
仮に5,000円貰える飲み会があったとしても、迷わず妻との時間を取ると思います。#休日のろけ
— パワたま🐣英国駐在🇬🇧 (@pawatama0) August 27, 2022
カウンシルタックス:169£(2.5万円)→ 180£(2.7万円)
精緻化しました。
『カウンシルタックス』とは住居に対して課税される地方税です。
固定資産税のような税金ですが、居住者に納税義務があります(所有者ではなく)。
金額は住居の資産額をベースに計算され、私が住んでいる住居は月額180£です。
食費(外食):400£(6.0万円)→ 600£(9.0万円)
我々夫婦はお酒・グルメに興味があり、予算2.0から引き続き大胆に予算アップしました。
他の支出を抑えて、その分外食費に回したイメージです。せっかく英国にいるので経験にもお金を使いたいな…と思っています。
100£(1.5万円)の奮発ディナーを月4回、50£(0.8万円)のランチを月4回想定しています。
外食に使いすぎかな…という気もしますが、『切り詰めた節約生活だけ』が英国での思い出となっても悲しいので、夫婦の思い出に投資をするイメージでいます。いつまで経っても妻と「あの店美味しかったねー」、「あの時のあれ面白かったね」といった楽しい会話ができ、それも悪くないなと。
お高いホテルのアフタヌーンティー
スコットランドのウイスキーバー
独デュッセルドルフの日本食
食費(自炊):160£(2.4万円)→ 180£(2.7万円)
前回予算策定時と比較し、食料はザックリ10%程インフレしている印象です。その分を増枠しました。
妻の頑張りのお陰で、美味しくて健康的で、そして安いといった最強の手料理が楽しめています。買い物は週に1回45£に抑えることできそうです。
平日はつつましく生き、土日には惜しみなく経験(外食・博物館等々)にお金を払う作戦です。
美味しくて健康的な節約レシピ
最近の我が家の推し『ジャガイモ』
食費(酒):90£(1.4万円)※据え置き
夫婦ともにお酒が好きなので、宅飲みを充実させています。
先日開催したアフタヌーン”アルコール”の様子です。楽しかったです…笑
英国で飲んだビールは適宜まとめております!現在148本!(※22年8月時点)
家賃:1,400£(21.0万円)→1,500£(22.5万円)
家賃更新のタイミングで思いっきり値上げされました…。これでも交渉して値上げは抑えられました。同僚の話を聞くと更新のタイミングで10万円ほど値上げを要求されたと…。
そして現家賃1,500£。正直これでも相当安い物件になります。
また、先日開催された異業種交流会にて仕入れた噂では、ある会社の役員(日本人駐在員)は家賃が200万円を超えているそう…!
我が家だったら10ヶ月も住めてしまい、格差をまざまざと見せつけらました…笑
私がその役員だったら、極限まで家賃を抑えて外食等々奮発すると思います(世界一意味の無い妄想)。
娯楽費(交通):480£(7.2万円)※新設
海外旅行にかかる交通費を新設しました。欧州の価格安航空ライアンエアーにはお世話になってます。
娯楽費(宿泊):600£(9.0万円)※新設
交通費にかかる宿泊費を新設しました。素敵な宿泊地が多く、いい経験になっています。
おわりに
今回立てた『月間の支出予算3.0』では
これまで以上にメリハリのある支出を意識しつつ、海外旅行・インフレを織り込んで実態に即した予算にしました。
その結果、月の支出は63万円と前回の予算比約1.5倍になってしまいましたが、満足度は2倍以上になったと思います!
駐在手当や妻の節約料理・円安の影響で、当初の想定より早いペースで資産形成ができているので、ここで節約はスローダウンして、経験にお金を回していきたいです。
ではまた!